「私の夫が愛する人へ」17話・おばあさまの遺品なのに

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耐えろ、アナローズ。

17話のあらすじ

アナローズは、オリビエが持っているバッグに目を止め、素敵ですねと褒めました。するとそのバッグは扇子とセットでイストリアから取り寄せた珍しい絹で作ったと言うのです。

元々はドレスだったものを手直しした、それは死んだ義姉の遺品だったからと。バッグと扇子を見るたびに、義姉が死ぬ前に時を戻せたらと思うというオリビエ。

オリビエさんは、家族が残した服を引き裂いてカバンにしたんですか?とアナローズが聞くと、その場の空気が凍りつきます。

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17話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

アナローズの問いに対し、クローゼットの肥やしになったらもったいない、でもバッグと扇子ならいつでも持ち歩けるからとオリビエは答えました。

サイズが合わなくて着られなかったのだろうと思うアナローズ。おばあさまの遺品にこんなことをするなんてと、また怒りがふつふつと湧いてきます。

人の、しかも仲の悪かった義姉のおばあさまの遺品をリメイクするって、どういう神経なんでしょう。

管理人
管理人

アナローズでなくても、はらわたが煮えくりかえりそうです。

しかしそれをマリジエが注意します。

テスト中でしたね。感情をあらわにしてはいけません。

ハイデン伯爵が、義姉はなぜ亡くなったのかと聞くと、複雑な家庭環境で育った人だから家族の愛情を感じられず、最後の身内がこの世を去ったため後を追ったのだというオリビエ。

管理人
管理人

嘘もここまでくるとすごいですね。

エドガーもマリジエも、心配そうな表情でアナローズを見ています。

そういえば、オリビエはなぜここまで来たのかとマリジエが聞きました。

カントの港を見たくて一人で来たと言うのですが、それはおかしい。

未婚女性が一人で外国に来ること自体珍しいのに、ノースランドは保守的な国。

一人で他国に来るなんて、結婚するときに悪い噂が流れるだろうに。

母が自分に愛情を注いでくれているからと答えるオリビエでしたが、アナローズはクラリサの愛はアスターにしか向いていなかったことを知っています。

オリビエの様子を見るに、何か隠しているようです。

一人で旅しているなら…葬っちゃってもわからないんじゃない?

今回のストーリーのまとめ

・オリビエはアナローズのおばあさまの遺品のドレスをバッグと扇子にリメイクしていた

・義姉が亡くなった理由についても平気で嘘をつく

・ノースランドは保守的な国なのに、カントまで女一人できたと言うオリビエ

18話へ続きます。

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