こんなひどいことって。
1〜3話のあらすじ
レティシアは、結婚記念日に夫のアスターから離婚を告げられます。アスターの事業を助けるためにレティシアの実家が投資をしたものの、期限までに返済しなかったせいで、責任をとって自ら命を絶っていました。
しかも、子供の頃、アスターがレティシアを階段から突き落としたせいで、レティシアは子供を授かれない体になっていました。それなのに、子供が欲しいからとレティシアに離婚を迫るアスター。
義父母はレティシアの荷物をまとめて外に出し、義妹は2階からレティシアに水を浴びせかけ、彼女の祖母の遺品のドレスを身につけるという傍若無人ぶりでした。
仕方なくビオレット家に戻ると、継母に家を追い出されてしまい、いくあてを失ったレティシア。川べりを歩いていると、アスターとリアンカがいて、リアンカが話があると言います。
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1〜3話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
のっけから酷い展開です。主人公も、明るく朗らかな性格というわけでもなさそうですが、だからといってこんな追い出し方はないですね。
アスターはレティシアが借金取りのようだったと言っていますが、父が大金を投資したのに期限までに返さなかったのだから、催促するのは当たり前というものです。
アスターもひどいけれど、義父母と義妹はさらにひどい。よくこんな家で耐えられたな。
というか、そもそもなぜこんな男と結婚したのだろう。
幼馴染だったみたいですが、今はクズ男に成り果てた夫も、小さい頃はいい子だったのでしょうか。
さて、リアンカが話があると言ったのは、レティシアのお父さんのこと。なぜこの女が父のことを知っているのかと、レティシアはついていってしまう。
その話とは、遺言状のこと。レティシアの父は、彼女に全財産を残そうとして遺言状を修正しようとしていた、しかし、もし修正できなかったとしたら、最も得をするのは誰か?と。
お父さんが本当に自殺だったのか、継母ジェニアの元夫は本当に病死だったのか、というリアンカ。
なぜそんな話を自分にするのかと聞くと、人つはジェニアが嫌いだから。もうひとつは…といいながら、レティシアを刺し、川に突き落とします。
えええええ。
何も知らずに死ぬなんて可哀想だから、と教えてあげたのだそうです。
このまま死んでしまうのかと思ったら、金髪のイケメンが助けてくれたみたい。この人は、ウェステロス帝国の皇子、シオニアンでした。
レティシアが目を覚ましたのはウェステロスの旅客船の中。シオニアンは「ソル」という名前を持ち、神の権能を授かった特別な皇子でした。その人が、レティシアの傷を治してくれて、一命を取り留めました。
レティシアが意識を失っている間に、うつ病が再発して義母の目の前川に飛び込んだという話になっており、葬儀も終わっていました。
どうやら、みんなグルで、レティシアを嵌めたんですね。
許せないと思っているレティシアに、完璧な復讐の方法を教えてやろうというシオニアン。どんな方法を教えてくれるのでしょうか。
・レティシアは結婚記念日に夫のアスターから離婚を告げられる
・実家からも追い出され途方に暮れていると、夫の愛人に話があると言われ、ついていくと刺されて川に落とされてしまう
・レティシアはウェステロス帝国にシオニアン皇子に助けられる
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