養子にしちゃおう。
12〜13話のあらすじ
エステレラは本屋に行きたいと出かけていきました。その後、執事のヘンリーが大慌てでレイヴンを呼びに来たので、何事かと思って正面玄関に行ってみると、小さな男の子がいました。
あなたがお父様ですか?と聞かれ、何が何だかわからないレイヴン。男の子は今年で6歳になると言いますが、もちろんレイヴンには隠し子なんていません。
その騒ぎを見ていたケイトは、レイヴンにはその頃遊んでいる暇なんてなかったし、とりあえずその子を中へ案内したらと言います。
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12〜13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
その子はどうやら、エステレラの親戚筋に当たるシェベスタ子爵家の子供らしい。シェベスタ子爵家は当主が博打に手を出して借金を抱えているようなので、子供売るつもりなのかもしれないと警戒するレイヴン。
しかも、ケイトが、事態が悪くなるならあの子を消すしかないと物騒なことを言い出すし。
ケイトはロペス伯爵家の嫡子、後継者。実はこのロペス伯爵家とは古くからディエール家を支えてきた家門で、ディエール家の当主のためならなんでもする人たちなのです。
つまり、汚れ仕事はなんでもする人たち。
幼少期から仕込まれているので、ケイトも相当恐ろしい人のようですが、レイヴンはケイトに普通の人生を送って欲しいと思っていました。
レイヴンは自分が短命だと思っているから、とにかく周りの人のことばかり考えているみたい。
一方のエステレラは、本屋に来ていました。アシェルが護衛についていて、本選びのサポートまでしてくれています。
アシェルはエステレラを悪くは思ってないみたい。
本を買って帰ると、さっきの男の子がエステレラに駆け寄ってきました。
ナルと呼ばれたその子は……エステレラのいとこでした。
ナルはシェベスタ子爵の第三夫人の子、シェベスタ子爵はエステレラの父の弟でした。
なぜナルがエステレラの元を訪ねたのかというと、遡ること1年前。
毎年親族が集まる時期にナルも来ていて、エステレラがお母さんだったらいいのに……という話の流れで、結婚したら容姿にするとか?と口約束をしてしまったから。
もちろんエステレラからしたら大した意味はなかったけれど、ナルは本気にしたってことかな。
ナルのお母さんはもう亡くなっていて、本妻か父かはわからないけど、虐待を受けているみたいだし。からだがあざだらけでした。
この子の存在が、二人の関係にどう影響してくるんだろう。
それにしても、ナルがレイヴンの幼少期にそっくりだっていうのは、なにかの伏線なんだろうか。
虐待されているなら、帰さないでほしいなあ。
ほんとに養子にしても良いのでは?
・レイヴンの幼少期にそっくりの男の子がディエール家にやってきた
・ナルはエステレラのいとこだった
・1年前に交わした口約束を覚えていて、ナルはエステレラを訪ねてきた
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