
クロードのお母様にばんざい!
114〜115話のあらすじ
数日後、エーテアール。ブティックで、ドレスの受け取りを待っていたぺぺは、カメリアとクロードの陰口を叩く貴族令嬢たちに、苦言を呈します。ぺぺは、カメリアが皇室の舞踏会に参加して傷つかないか、心配でした。
店を出ると、ベール家の侍女長だったベティーを見かけます。そのことをカメリアに報告しますが、カメリアはあまり気にしていないようでした。
カメリアはそんなことよりも、橋の設計図に夢中です。
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114〜115話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
侍女長は、真相を知っていながらだまっていたわけですが、それでもカメリアを大切にしてくれたことは事実。憎むことはできませんね。カメリアはやさしいから。
さて、イハール大公邸にキーロンがやってきました。お兄ちゃんね、いい人だけど、カメリアにしたことは忘れないわよ。
もっと、徹底的に、カメリアの味方になってあげるべきだった。今さらだけどね。
するとキーロン、いきなり土下座をして、二人にお願いする。
カメリアのデビュタントとなる皇室の舞踏会で、自分にエスコートさせて欲しいと。

こんなの、突っぱねてもいいところなのですが、やはりカメリアはやさしい。
コーソアールで耐えられたのはキーロンがいたからだと、快くエスコートを了承します。
さて、皇室の舞踏会当日。
皇帝はたしか、カメリアのことを大公妃として認めていなかったと思うけど……大丈夫か。
と思ったら、大丈夫でした。

クロードのお母様が、考えてくれたのね!
ぺぺがお直しに出していたドレス、あれはジャスミン皇女のドレスだったんだ!
クロードのお母様がデビュタントの時、今の皇帝が妹のために準備したドレスを、直して着たんですね。
その姿を見たら、皇帝、あっさり陥落。
よかった、認めてくれて。
お母様、最高。
・ぺぺは街でベール家の侍女長だったベティーを見かける
・キーロンはイハール大公邸を訪ね、カメリアのデビュタントでエスコートをしたいと頼み込む
・デビュタント当日、妹ジャスミンのドレスを着ているカメリアを見た皇帝は大公妃としてカメリアを認める


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