「我慢してください、大公様」外伝・(11)あの日の思い出

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かわいいファッションショーだなー。

外伝11のあらすじ

カルエムの人形を探していたとき、ぺぺが古いワンピースを見つけます。このワンピースは約10年前、ぺぺがベール侯爵邸にやってきたときの思い出が詰まっていました。

カメリアと同い年だったぺぺ、使用人の仕事はあまり面白くないなと思っていたのですが、ある日、屋根裏部屋で女の子の服をいていたカメリアを見つけます。

こんなかわいいのに……と思ったぺぺは、ふたりで一緒に着てみようと提案するのでした。

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外伝11の感想(ネタバレ含む)&次回考察

小さな女の子だもの、こんな可愛い服を着てみたいって夢があって当然ですよ。

それが、美しかった金髪をバッサリ切られ、男の子のふりをさせられるなんてどんな地獄…。

ぺぺも、使用人として、お嬢様をきれいに着飾らせたい!という夢を持っていたのに、それができなくて、悶々としていたんですね。

今は自由にできるようになって、よかったと思います。

二人が屋根裏部屋でファッションショーをしてるのを見つけたベティーは、「お仕置き」と称して、夕食までこの部屋で反省するようにといって出ていきます。

ベティーも、夫人に命じられていたからそれにしたがっていたけど、カメリアのことを不憫に思っていたんでしょう。

だから、女の子の気持ちを理解して、こんなお仕置きをしたんですね。ベティーも悪い人じゃなかった。

つくづく、侯爵夫妻のしたことがどれだけひどかったのかと思いましたが、こんな場所でも、束の間の心の安らぎが得られたことはよかったと思います。

今回のストーリーのまとめ

・ぺぺが思い出の詰まった古いワンピースを見つける

・10年も前のこと、屋根裏部屋で女の子の服を着て楽しんだカメリアとぺぺ

・ベティーに見つかるも、ベティーはお仕置きと称して、その部屋で反省するようにという

外伝12へ続きます。

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