「皇子様の寝室担当は地味系メイド!?」25話・マリベルの想い

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フランシスもクリスティーンも、全く好きになれない。

25話のあらすじ

クリスティーンは、キエルリーニ公爵令嬢が最も高位な未婚女性だとフランシスにいいます。

秋に社交界デビュー、その後に正式な後継者の発表会があると聞いているというので、自分よりもアイリスと結婚し、公爵家の力を吸収した方が良いのではないかとのクリスティーンの言葉を、笑い飛ばすフランシス。

今にも死にそうだった令嬢が、突然健康になったのもおかしな話、なにか別の企みがあるのではと思っているフランシスでした。

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25話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

思い通りにいかないことに腹を立てるフランシス。クリスティーンに拒まれたことが、さらに気に食わなかったようです。

ものすごく、性格悪いですね、フランシス。

こんなのが皇帝になったら、帝国も終わりだと思います。

自分が皇帝になったらキリアンは死ぬというフランシスに、他の命令ならなんでも従うから、キリアンを助けてほしいというクリスティーン。

管理人
管理人

クリスティーンは、少し行動が浅はかですね。ほんとに侯爵令嬢なのか。

するとフランシスは、キエルリーニ公爵令嬢を誘って自分に紹介しろとクリスティーンに命じました。

それで、無事に自分が皇帝になったら、キリアンは殺さないと。

しかしそんなことをしたら、自分が公爵令嬢を売り渡したことになってしまう…と拒否しようとするクリスティーン。

でもさっき、なんでもするって言ってしまいましたからね。もし下手な動きをしたら、あらゆる醜聞を広めてやると言われてしまいます。

管理人
管理人

だから、浅はかだっていうの。

一方劇団長のマリベルは、レバトゥームの歓楽街、「天使の翼の下」に来ていました。

茶色の髪で、緑色の瞳の女の子を探していたのです。

マリベル、悪い人なのかと思っていましたが、そうではないのかもしれない。

マリベルは20年前、将来のためにと結婚した年寄りの夫が亡くなり、相続した財産でエイリー劇場を買収してここまで来ました。

成功のために、自分の将来のことしか考えていなかったマリベルが、唯一愛情を注いでいた存在、それがジュリエッタでした。

ジュリエッタと自分の将来のために、動く時が来たと考えているので、アイリスの身代わりを提案したのも、純粋にジュリエッタのためを思っての行動のようです。

貴族の身代わりなんて、危険極まりない仕事。

管理人
管理人

でも、純粋にジュリエッタのためだと思って引き受けたのだと思います。

その証拠に、歓楽街でジュリエッタ似の女の子を見つけた後、二人分のお金を払って、もう一人の女の子を連れてきました。

その子はディアン。オステロンにいる間は、一緒にきた女の子を世話し、ティリアに行ったら私の耳になってほしいといわれます。マリベルは、ジュリエッタのそばにディアンをおいて、様子を探ろうとしているみたいですね。

そうか。機会さえあればジュリエッタを売り飛ばそうとしている悪い人なのかと思っていたのですが、そうではなさそう。

少し安心しましたが、根がいい人というのは悪い人間に利用されてしまいそうで、怖いです。

今回のストーリーのまとめ

・今最も高位な女性はアイリスだというクリスティーンでしたが、フランシスに笑われてしまう

・なんでもいうことを聞くからキリアンを殺さないでほしいとお願いするクリスティーンに、アイリスに近づいて自分に紹介しろというフランシス

・マリベルは歓楽街に行ってジュリエッタ似の女の子を探してくる

→26話へ続きます。

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