アイリス、闇を感じる。
21話のあらすじ
キリアンはジュリエッタの行方を探していましたが、見つかりません。
キエルリーニ家のアイリスは、病弱で後継者の地位を追われるのではないかと焦っていました。身代わりを完璧に変身させるよう、叔母のラヴァン侯爵夫人に頼みます。
その代役の人生を奪うことになっても、自分の居場所を守るのだと。
侯爵夫人はまず、ジュリエッタの捜索を打ち切らせるために、身代わりの死体を探すことにします。
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21話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ジュリエッタが心配です。貴族なんて、平民を利用することをなんとも思っていないはず。
しかもジュリエッタは私生児です。どうでもいいと思っているのでしょう。
病弱だっていうから、儚げな優しい子なのかと思ったら、アイリス怖いです。
性格歪みすぎ。
たぶん、あとでジュリエッタも始末しようとか言いそう。
ジュリエッタが逃げたことにすればいいのでは?と思っていた侯爵夫人ですが、マリベルはそれではアナイス侯爵夫人に気づかれるといいます。
マリベルのところからジュリエッタがいなくなり、金髪・緑の目のアイリスが社交界デビューすれば、必ず疑われる。だから、死体が必要なのです。
どこからか連れてこられる死体も可哀想…
そんな計画を話すために夫人はジュリエッタを呼びました。すると、部屋に入ってきたジュリエッタは、自分の荷物が開けられ、夫人が自分のメイド服を手にしていることに気づき、腹を立てます。
代役を引き受けたことは事実だが、私の人格が失われたわけではない。
こんなことをされるなら、いくらもらっても引き受けられないと。
荷物を勝手に見られたこともいやだったし、なにより、自分が書いたデザイン画が散らばっていたのも悲しかったのでしょう。
ほんとにこういう貴族って、人の気持ちを考えないですよね。自分勝手極まりない。
しかし、立場は相手の方が上。いざとなったら、契約書なんて破棄されるし、自分の身も危うい。
そう思ったジュリエッタは、とりあえず謝罪しますが、荷物には勝手に触らないでほしいとお願いします。
侯爵夫人も、根っからの悪党ではなさそうではあるのですが、自分の将来を安定的にするためにも、アイリスに公爵になってもらわなくてはならないと思っているのでした。
いや、悪党か。
自分たちを守るために、貧民街から死体を持ってこようとしているのだから。
そして、ジュリエッタに似た死体が見つかったという知らせが、キリアンにもたらされました。
・代役の人生を台無しにしても後継者の地位を守るというアイリス
・皇子がジュリエッタを探しているので、身代わりの死体が必要だと考えた侯爵夫人
・勝手に荷物を触られて悲しくなるジュリエッタ
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