そうだったんだ、お店を開きたかったんだね。
13話のあらすじ
キリアンにつきそって、とある店にやってきたジュリエッタ。宝石商に行くと言っていたはずなのに、なんの店だかよくわかりません。
とりあえず、先程の馬車の中での絶倫発言を謝らなくてはと思っていたところ、言いたいことがあるなら早く話せと言われ、素直に謝ります。
するとキリアンはまったく怒っておらず、自分とロナルドの前ではなんでも話していいというのでした。
キリアンとロナルドの前に持ってこられたのは、宝石箱。するとキリアンは、宝石についてジュリエッタの意見も聞きたいと言います。
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13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
キリアンて、本当に優秀な人なんだと思います。
女性についても、相手を弄んでいる感はないですしね。寄ってくるから、適当に相手をしているだけのような感じ。
さて、宝石箱を開けてみると、中には美しい宝石がいくつも入っていました。
ヴェルティノ公国はアメシストとダイヤモンドの産地で、宝石商は飽和状態。ロナルドは、アメシストの販路を拡大した方が良いのではと助言するのですが、ジュリエッタにも意見を求めてきました。
ジュリエッタは正直に自分の意見を話します。販売する商品を見えないところに保管しておいて、店に来た人にだけに見せるだけでは、宝石を必要として買いに来た人にしか売れないと。
宝石は贅沢品なのだから、宝石が必要ない人も買いたくなるような、攻撃的な戦略が必要だというのです。
では、どうやって商品を見せるのかと聞かれたジュリエッタは、お店の前面をガラス張りにしてアクセサリーが見えるようにして、店内も華やかにする、スタッフも丁寧な接客をして、お客様が世界で一番特別だという気持ちになるようにすると言います。
私もいつかここで商品を買いたい、そんなお店を開きたい。
いつしか、熱心に夢を語っていたジュリエッタ。
その姿を見て、キリアンは綺麗な女優に劣らないほど輝いていると感じました。
つくづく、殿下は見る目があるな。
ジュリエッタが出て行った後、ロナルドがあのブサイクな侍女はすぐにやめろと言い出します。
殿下は皇帝になる人なのに、あんな外見の侍女に手を出したと噂になったら、笑い者になると。
恋愛感情がなくとも、あんな侍女が仕えているだけで不名誉だというロナルドに、自分は外見で人を判断しないというキリアン。
こういうとこよ。けっこう、中身はいい男なんですよ、殿下。
自分に対して下心を持たない、しかも仕事ができる人間を、外見だけで追い出すつもりはないと。
しかしまあ、ロナルド結構ひどいやつだな。
というか、この時代、ブサイクにはこんなに風当たりが強いのか。
仕事ができる不細工より、仕事ができなくても美人がいいってか。
ロナルドは仕方なく納得はしますが、その代わり、アナイス侯爵令嬢を味方につけるべきだというのでした。
・ジュリエッタはキリアンと宝石商へ
・店が地味すぎてなんの店だかわからない、もっと攻撃的な戦略をと自分の夢を交えて話すジュリエッタ
・ロナルドはジュリエッタの外見が気に入らないが、キリアンは人を外見で判断しないという
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