美人だからといって得をすることばかりじゃないんだな。
1〜2話のあらすじ
ジュリエッタはキリアン皇子の寝室担当メイド。ことが終わった後、女性を部屋から追い出すのが仕事です。
見た目は太っていて、髪もボサボサ。魅力的とは言い難い風貌のジュリエッタ、実はかつらを被り、綿入りの服を着て変装していたのです。
財産も権力もない、顔だけが良い平民の娘がどんな悲惨な末路をたどるか分かっていたからです。
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1〜2話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ジュリエッタは5歳の時に、母と主に侯爵邸を追い出されました。侯爵夫人が跡継ぎを産んだため、妾であった母とジュリエッタは邪魔になったからです。
しかし、ジュリエッタは憑依者で、中身は花菜という女の子でした。
母とともに向かったのは、劇団エイリー。無償で自分たちを受け入れてくれたのには、理由があったのです。
17歳の成人を迎える日に、ミグエル公爵の愛人となるという契約になっていたようです。公爵がジュリエッタを気に入れば、自分と公爵の縁も続く、それでなくても他の貴族がいると、ジュリエッタを売る気満々でした。
完全ないい人じゃなかったんだ…
団長のマリベルにミグエル公爵から受け取る金額を聞くと、5千テールだといいます。(実は2倍の金額を言っていた)
なんとかその金額を稼いで自由の身になろうと思うジュリエッタ。
今回の公演初日にアナイス侯爵(ジュリエッタの父)がくるときいていたので、捨てた娘のために5千テールくらい払えるのではないかと期待していたのですが、そこには侯爵の今の娘がいて、自分が勘違いしていたと思い知らされたのでした。
一括では支払えないので、マリベルに分割払いを提案するジュリエッタ。とりあえず話がついて、ジュリエッタは劇団を出て侍女として働こうと思います。
そもそも、この世界にきてしまったきっかけ。
ジュリエッタに憑依した花菜は、スマホを見ていた時に動かなくなり、おかしな子犬マニーが出てきて、新しい人生を選択しろと言われ、画面の中から適当に選んだ世界に送り込まれてしまったのでした。
死んで憑依したわけでもなく。
なぜこの世界にきたのか、その理由は後々明らかにされるのでしょうか。
とりあえず、どうしようもないので、その時に、何か役立つ力を与えてとマニーにお願いします。
すると、「他の誰よりも数倍美しい能力」という、たいして役に立たなそうな力を与えられました。
こんな無駄な能力のおかげで美貌を持つことになり、余計な苦労をすることになったんですね。
・ジュリエッタはアナイス侯爵の私生児だったが、花菜という女の子が憑依していた
・侯爵夫人から追い出され、劇団で育つ
・17歳の成人になったミグエル公爵の愛人になると劇団長が契約していた
・劇団長が公爵から受け取る金額を払うために、侍女として働こうと決意する
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