愛を知らないセドリックが、愛に目覚めてるんじゃないか?
4〜6話のあらすじ
セドリックは王城にクリスティナの定期報告に行きました。フィリップはセドリックに、早くクリスティナから魔導書のありかを聞き出せといいます。
その魔導書とは選ばれた人間以外が開くと世界が滅びるといわれており、紛失した時にクリスティナの目撃情報があったので、彼女が何かを盗んだのではないかと思われていました。
情報を聞き出すために、クリスティナと仲良くなるようにとフィリップに言われても、セドリックはどうすれば仲良くなれるのかわかりませんでした。
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4〜6話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
1ヶ月もクリスティナを監視していて、セドリックは少し情が湧いてしまったようですね。
クリスティナのはずなのに、前とは別人のような働きぶり。別人なんだけど。
フィリップの助言通り、クリスティナにプレゼントを送り、一緒に食事をして仲良くなろうとするセドリックでしたが、これはわかりにくい。
意図が分からなくて怖いと思うのは当然ですね。
セドリックの方は、クリスティナと一緒に食事をしながら、まんざらでもない感じ。
この食堂で、誰かとのんびり食事をするのもいいものだなと言います。少し表情が柔らかくなってますね。
ハンナは主人のことをよくわかっているみたい。セドリックがなぜ自分と食事をしようというのかと疑問に思っているクリスティナに、わかりにくいけど仲良くしたいんだと思うと答えます。
そんなことはないと思いながらも、これからも一緒にここで生活するなら、自分からも歩み寄らないといけないと思うクリスティナでした。
そして食事の時に、ご両親は?とセドリックに聞くと、「死んだ」と言われてしまい…
執事から話を聞いたクリスティナ。セドリックの両親は政略結婚で、セドリックが生まれると役目は終わったとばかりに、それぞれ自由奔放に暮らしていました。
みかねた公爵(セドリックの祖父)がセドリックを引き取ったのですが、後継者として厳しく接したのだそうです。
そうこうしているうちに、両親が馬車の事故で亡くなり、セドリックは愛され方も愛し方も知らずに大人になったのです。
クリスティナはその話を聞いて、兄だけがかわいがられ、自分は放置されていた子供時代を思い出しました。
両親に振り向いて欲しい一心だったから、愛情を受けられないことがどれほど寂しいか、わかったんですね。
セドリックに自分から歩み寄ろうと思ったクリスティナは、手作りのクッキーを持ってセドリックに謝りに行きました。
クッキーを食べたセドリックが「おいしい」というのを聞き、嬉しそうにするクリスティナ。その彼女をみて、セドリックも顔を赤らめるのでした。
セドリックの部屋から戻る途中、クリスティナは胸が苦しくなり、倒れてしまいます。
医師を呼ぶもどうにもならず、王宮魔法使いが呼ばれます。
彼は、自分を天才と言っており、これは魔力の暴走だと言いました。
クリスティナには魔力はないはずなのに、症状は確かに魔力の暴走だというのです。
このまま放置すれば死に至ることもあると言われ、セドリックは魔法使いに治すようにと命じるのでした。
クリスティナは、夢の中?
この体に憑依した秘密がわかるのでしょうか?
・フィリップは早く魔導書のありかをクリスティナから聞き出せとセドリックをせっつく
・セドリックの両親は子供を放置、そして事故死。セドリックは愛を知らずに育つ
・魔力がないはずのクリスティナが魔力の暴走で倒れる
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