リナは多分、すごく性格が良くない。
1〜3話のあらすじ
大学院生だった私は交通事故に遭い、目を覚ましたら小説の中のセリアという悪女に憑依していました。
このままだとヒーローたちに●される運命だと思ったセリアは、なんとか評判を変えるべく、謝罪行脚。サブヒーローのカリスにも親切にしているうちに恋に落ちます。
ヒロインである聖女リナはヒーローであるルシェと恋に落ちるのだから、自分がカリスと恋におちても問題ないと思っていたのですが…
なぜかカリスは聖女リナと急接近していきます。
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1〜3話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
いつの間にか、「リナ」「カリス」とお互いを名前で呼ぶほど距離が近くなっていた二人。
異世界からやってきたリナは神聖力が不安定だったため、神の力をもつ17の家門のうちからハネトン家の投手であるカリスが保護者に任命されていました。
セリアに愛していると言いながら、リナにつきっきりのカリスに苛立ち、気を紛らわすためにも、セリアは氷河の視察に行きます。
カリスはリナに気持ちが傾いてるね。
ベルク領には「魔獣の墓」という巨大な氷河がありました。ベルク家は魔獣から国を守るため、氷河の結界を定期的に点検する役目があったのですが、それにはシュテルンがもつ神の力が必要でした。
セリアが点検を終えて戻ろうとしたところに、ルシェがやってきます。
カリスはリナと浮気してるのかなど、デリカシーのない発言ばかりしてセリアをいらつかせるルシェでしたが、コートをかけてくれるなど好意的な様子も見せます。
殿下はツンデレなだけではないかと。ずけずけと言うけど、腫れ物に触るような態度よりは、ずっと誠実だと思う。
セリアがベルク領にいるのは、カリスとの結婚式を控えているからでした。シュテルンは神聖な存在なので、結婚など重要な儀式は行える場所が限られていたのです。
ここは、原作では最後にリナとルシェが結婚式を挙げる場所。つまり、いずれはリナがシュテルンとして覚醒することを意味していました。
そのリナは、シュテルンであるセリアを羨ましがります。私もシュテルンになりたいと言っている様子が、どうもわがままな印象…
セリアがウェディングドレスの試着をする時、「見物したい」と言ったこともありました。
言葉のチョイスもちょっと「?」という感じですし、小説の中でヒロインかもしれないけれど、あまりいい感じがしない女性です。
・大学院生の私は交通事故に遭い、小説の中の悪女セリアに憑依する
・●される運命を回避しようと奮闘した結果、サブヒーローのカリスと恋に落ちて結婚することになる
・カリスは聖女のリナと急接近している
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