
大公、ありがとう。
240話のあらすじ
カフメン大公は、正装して、シャーレット王女に花束を渡しに行きました。愛していると伝え、王女の気持ちも確認します。
コシャール、マスタス、そして自分にとっても、カフメン大公と結婚するのが最善の選択だと考えた王女は、大公の申し出を受け入れました。
大公は、王女を愛していないことは一生隠し通す、しかし本当に愛されている者よりも幸せにすると決意します。
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「再婚承認を請求します」240話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
大公…こういう愛の形もあるのですね。ナビエ様への愛が深すぎる…。
万事丸く収まり、自分を愛してくれている女性と結婚する。たとえ、自分がその人を愛していなくても。
大公にも幸せになって欲しいと思っていましたが、ナビエ様と結ばれる未来はないのだから、これでよかったのかな。
ナビエ様の役に立てる。それだけで、カフメン大公は幸せなのだろうか。

幸せだったらいいな。今は愛していないかもしれないけど、一緒に暮らすうちに、皇女への愛が芽生えてきたら、うれしい。
ホワイトモンドでは、コシャールとの婚約解消と、カフメン大公との婚約についてシャーレット王女が父に説明をしていました。
王女は賢い人だから、今回の婚約解消がホワイトモンドの不利益にならないよう、そして、新たな婚約が国益をもたらすということを、お父さんに納得させちゃいましたね。
婚約解消されたコシャールは、またナビエ様に迷惑をかけてしまったと落ち込んでいるけど……大丈夫、こんなことくらいでどうにかなる皇后陛下ではないので。

コシャール、無事にフリーになったから、今度こそ、マスタスと幸せになって欲しい。
コシャールみたいな人を、「可愛い」と思う女性はマスタスくらいしかいないでしょう。絶対、いい夫婦になると思うので、早く結婚してくれたらいいな。
さて、その頃、ブルーボヘアンに向かっているエルギ公爵。お母様の病状がよくないのだとか。
ここでようやく、過去編が少し出てきましたよ。
エルギ公爵は、「アイレシア」という女性を恨んでいるのですが、この人は、エルギ公爵が子供の頃に、公爵家にやってきた女性。
海賊の捕虜となり、辛い日々を送ってきたとか。

エルギとアイレシア、最初は仲が良かったんですね。
でも、その関係が崩れたのは、この人が公爵のお母様そっくりだったから。
父親が、大公妃のふりをしてパーティーに参加してくれと言ったのです。そうか。だからか。
ここからずっと、大公妃になりすまし、エルギ公爵のお母様が追いやられてしまったのかな?
早く続きが見たい。
・カフメン大公は、シャーレット王女に愛を伝える
・シャーレット王女はコシャールとの婚約を解消、父も納得させる
・エルギ公爵はお母様の容体が悪く、ブルーボヘアンへ帰国
→241話へ続きます。
