自業自得すぎて何も言えない。
186話のあらすじ
西大帝国では、裁判に出席してほしいと、東大帝国からナビエに要請が来ていました。
ランドレ子爵にも同様の要請が来ており、ナビエは証言はせずに傍聴するだけという条件で、東大帝国に行くことにします。ハインリやナビエの両親も同行することになりました。
東大帝国までの道は、かつてハインリと二人で、馬に乗って通った道。馬車の椅子の中に隠れて脱出したことも思い出し、いつ捕まるか不安だったけれど、あの時の脱出は希望に満ちていたと思うナビエでした。
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186話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
いつ見ても、穏やかで仲睦まじい西大帝国。
一方の東大帝国は、落ちる一方。
ラスタは自分は悪くないと、ものに八つ当たりしまくり。部屋の中はめちゃくちゃです。
たしかに、ナビエ様を廃して結婚しようと言ったのはソビエシュだし、エルギ公爵には騙されたかもしれないけれど、じゃあラスタに全く非がなかったのかといえば、そんなことはない。
欲を出しすぎたのです、ラスタは。
おとなしくしていれば、こんなことにはならなかった。
自分のことは棚にあげ、外に逃してくれとラント男爵に助けを求めるラスタ。
ここでまた、過ちを犯そうとしている。
ラント男爵もな〜。今さら手伝ってどうするのか。
下手したら、自分も処罰されるのに。
そして結局、馬車の椅子の下にラスタを隠して、首都を脱出する手助けをしてしまいます。
逃げる時に、メイドが止めたんですけどね。罪と向き合うべきだと。
最後のチャンスも自分でふいにして、ラスタは逃げる。
ほんとにバカだ。逃げたところで、どうにもならないのに。
そしてその行手に待っていたのは……ニアンの元旦那様?
おまえのせいで妻を失ったと言っているので、たぶん、トゥアニア公爵だと思います。
こいつはこいつで、何を言ってるんだ?という感じですが。
ニアンを信じなかった自分のことは棚にあげ……ラスタと大差ないですが、ラスタを捕まえてくれたことはよかった。
来週はいよいよ裁判か。
・裁判の傍聴のために、東大帝国へ行くナビエとハインリ
・ラスタは裁判が怖くなり、ラント男爵に逃亡を手伝ってもらう
・馬車の椅子の隠れて脱出するも、トゥアニア公爵に捕まる
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