案の定、逆恨み。
170話のあらすじ
ナビエが懐妊したという話を聞き、自分がこんなに苦しんでいるのにナビエだけ幸せになろうとしていることが許せないラスタ。
頼りのエルギ公爵は自分を置いて西大帝国へ行こうとしています。友人が第一子を授かったからお祝いに行くというのですが、ラスタは行かないのかと聞かれ、冷遇されることを心配している話すと、外国ならそれはないだろうと言われます。
ナビエの幸せな姿を見るのは嫌だけれど、ハインリとは顔を合わせておきたいと思うラスタでした。
→「再婚承認を要求します」はebookjapanでも読める!170話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
いつまでもお花畑なラスタ。
以前から盛大な勘違いをしていましたが、どこをどうするとハインリが元々好きだったのは自分だ、となるのか。
しかも、ナビエ様が懐妊したこのタイミングで、顔を合わせさえすれば自分に好意を寄せるかもしれないと。
スーパーポジティブというべきか。
西大帝国行きをソビエシュにお願いすると、あっさり了承されます。せっかくだから皇后としての振る舞いも学んできなさいといわれますが、そんなことは全く考えていないんだろうな。
ソビエシュは、ラスタがいない間に側近のメイドたちを捕らえろと命令していました。いよいよ、本格的にラスタの悪事を暴くつもりでしょうか。
暴いてどうするのだろう。一応、姫の生母だし。
さて、ズメンシア公爵家では、立派な大人になってクリスタの仇を打つのだと、老公爵が孫たちにとくとくと説教をしていました。
しかし孫たちにしてみれば、クリスタは嘘つきだと友達に言われるし、自分達とは関係ないと反論します。
そんな孫に手を出す老公爵を見て、母親のニルヒア・ズメンシア公爵夫人も反撃。懐妊祝賀パーティーにも招待されていない、すべてクリスタのせいだと。
まあ、この人の言う通り、役に立たなくなったら疎ましいだけなのでしょう。本音とはいえあんまりだなとは思いますが、老公爵も色々見誤りましたね。
家門と娘を天秤にかけて、家門を優先したくせに、いざ娘が亡くなったら後悔するって、見通しが甘すぎるのでは。
これじゃクリスタも浮かばれない。
西大帝国では、続々と招待客が到着していました。
シスコン健在!ナビエ様に声を掛けるパルアン侯爵に、俺の妹に馴れ馴れしくするなと今にも噛みつきそうなコシャールがかわいくもある。
子供が生まれたら、ハインリよりも可愛がりそう。
そしてとうとうやってきたラスタ。手にしているのは、以前もらった宝剣かな?
絶対、失礼なこと言いそう。
逆恨み選手権があったらぶっちぎりで優勝しそうなので、ナビエ様に何を言うのか、すごく心配です。
こんなやつの顔を見るだけでもストレスなのにーーー。
・自分が苦しんでいるのにナビエが幸せになることが許せないラスタ
・外国へ行けば冷遇されるとエルギ公爵にいわれて懐妊祝賀パーティーに行くことを決意
・薄情な孫や嫁に腹を立てるズメンシア老公爵