今回も幸せな西大帝国。
169話のあらすじ
ハインリがカトロン侯爵を呼びつけ、体をよこせといったことをナビエに告げ口しにきたマッケナ。ハインリとカフメン大公が手を握ってベタベタしているところも見ていたため、何か勘違いをしているようです。
それは自分のための行動だから、心配しなくていいというナビエでした。
東大帝国では、皇后が他の男性と密会しているという醜聞が広まり、平民向けの新聞にまで掲載されていました。
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冒頭の、ニアンとランドレ子爵が喧嘩してたらしいという噂は、何かの伏線なのだろうか。
魔力の流れを感じる方法を習得したので、魔法使いであるカトロン侯爵を相手に試してみたのでしょうが、その経緯を知らないマッケナが勘違いしてしまったようですね。
勘違いしているマッケナの表情がとても可愛いので、ぜひ本編を見てみてください。
テストも終わったことだし、早速試してみようということになり、ナビエ様の手を取り口づけするハインリ。口づけも含まれているのですか?というナビエ様の問いにはいと答えますが、そんなわけないじゃん。
ただただ、ナビエ様とベタベタしたいんですよね。役に立つというなら仕方ありませんねというナビエ様の表情の穏やかなことよ。
こんなに自分にベタ惚れのハインリを好きにならないわけがないですわな。
一方、東大帝国では、ナビエ様の懐妊祝賀パーティーの招待状を受け取って、プルプルするソビエシュ。ハインリ直筆の招待状を、くしゃくしゃに丸めて投げてしまいます。
自分がナビエ様にしたことは忘れてますね。愛人の懐妊祝賀パーティーを正妻に開かせたくせに。こいつの記憶はどうなっている?
他国の招待状は公文書だから、きちんと保管しなきゃいけないのに。(119話参照)
そんなことも吹っ飛んでしまうくらい腹を立てているソビエシュに、さらに悪い知らせが。皇后とエルギ公爵のスキャンダル。
グローリエムは自分の子供だと信じたいソビエシュでしたが、これだけ色々問題を起こす皇后ですから、他に男がいる可能性も排除できない。頭が痛いですな。
でも、自業自得。この女を連れてきたのはあなたです、ソビエシュ。
ナビエ様が産む子が、どうかナビエ様に似ていませんようにと願うソビエシュでした。
その願い、なんなん。ナビエ様に似た美しい子が産まれたら、自分の後悔の度が増すってことかな。
そして、自分で自分の首を絞めているのに、周囲を逆恨みするラスタ。密会の記事の後に、「早産なのに健康な皇女様」っていう記事を載せる記者、さすが。この流れでいけば、「え、側室になる前に妊娠してたの?」って読んだ人が誤解する可能性100%。うまいな。
そんなラスタの耳にも、ナビエ様ご懐妊の知らせが届きます。ここでまた逆恨みするんだろうか。
・ハインリの性癖を誤解するマッケナ
・相変わらず仲の良い西大帝国の両陛下
・懐妊祝賀パーティーの招待状を受け取って激怒するソビエシュ
・ラスタは周囲を逆恨み