「緑陰の冠」99話・思いの差

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やきもち焼くほど好きじゃないのか、それとも淡白なのか。

99話のあらすじ

ランを取り囲む男性たちに、怒りをあらわにするユスタフ。どうしてもランと親しくなりたい奴は私との決闘を覚悟しろと言います。

ユスタフにどうして怒っているのかと聞くラン。もし自分が女性に囲まれていたら起こりたくならないか?とユスタフに聞かれ、「別に…?」と答えてしまいます。

するとユスタフは、どうして私と付き合うことにしたんですか?と聞くのでした。

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99話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

うーん、これはランが配慮なさすぎだと思います。

ラン自身がどう思っているにせよ、好きな人が異性に囲まれていたらどう思うか、そこはユスタフの気持ちをもっと慮って欲しかった。

冷静な顔をしていても、たぶんユスタフ、すごく傷ついていると思います。

そういうつもりじゃなかっただろうし、自分がユスタフのことを好きなことには変わりないので、別にと答えたのだと思うのですが、そうじゃない。

管理人
管理人

ユスタフがかわいそう。

と思っていたら、ゲームが始まってしまいました。

男女に分かれて、それぞれが手元にクリスタルを持ち、女性がどこかに隠れます。対になっているクリスタルは近づくと光を放つようになっていて、どのクリスタルがペアなのかはわからないようになっていました。

リゼロッティ夫人は問題が起きないよう、既婚者には配慮しているはずなので、自分のペアはカティだろうというリゼ。

それなら別々に隠れましょうと、ランは庭園に行きます。誰がペアだか分からないし、どんな人にも会いたくないと、植え込みに隠れて考え事をしています。

自分は本来死ぬはずだったのに生き残っているし、原作の流れも変わってしまったから、これからどうなるのか不安で仕方がないラン。

と、足音が聞こえます。

クリスタルが光り、こんな薄暗いところで見つかりたくない、なんとかしなきゃと枝を手に取ると、やってきたのはユスタフでした。

あんなに大勢いるなかで自分たちがペアだったことに、やはり運命で結ばれているのかもというユスタフ。

これからはこんな棒で立ち向かおうとせず、逃げるようにと言います。何かあったら必ず助けに行くからと。

管理人
管理人

ああ、うらやましいぞ。

ユスタフにここまで思われているランが。

ユスタフは人に心を開くまでに時間がかかるけど、一度開いたらほんとに一途ですね。

いつも無自覚なラン、これ以上ユスタフを傷つけないでほしいなあ。

今回のストーリーのまとめ

・ランを取り囲む男性たちに宣戦布告するユスタフ

・ユスタフが怒っている理由がわからないラン

・ゲームが始まり、これだけ大勢いる人の中でランとユスタフがペアになっていた

100話へ続きます。

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