大丈夫だってば。ユスタフを信じて。
113話のあらすじ
(前回に引き続き、精霊とお話し中のラン)
ランが魔物に落とされた時、イスタリフは扉を封印する儀式の最中でした。だからランを助けに行くことができなかった、すまなかったと言っていたそうですが、もちろんイスタリフが悪いわけではありません。
闇の封印が解けそうなことを、精霊も心配していました。
しかし、物語の筋はだいぶ変わってしまった。ここからは、自分たちにも予想がつかないといい、精霊は姿を消しました。そしてランが目覚めると、再び目が見えるようになっていました。
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とりあえず、よかった。目が見えるようになって。
封印されているデルファントは魔獣を使ってイブリアを探している。
それで、見た目が似ているシナを別世界から連れてきた、ってことみたい。
無関係なのにこんなところへ連れてこられたシナはかわいそうですね。
でもランのおかげで、屋敷にもなじみ始めています。
ランの目が戻って、ユスタフも一安心だし。
ランがなぜシナをそこまで気にかけるのかわからないと思いつつ、ユスタフは一応客人だからとシナの要望は聞き入れているらしい。
これから彼女の立場はどうなるんでしょう。
小説の中で果たすはずだったシナの役割は、すでにランがはたしてしまった。だから、やることないんですよね。
ユスタフがシナを好きになるなんて、絶対にないと思うし。
それでも、心配になってしまう気持ちはわかる。
ラチアの新年の宴が開かれ、シナもドレスアップして参加します。
シナから、「公爵様って本当にかっこいい」と言われ、自分が席を外して戻ってきたら、ユスタフとシナ、ルミエがいるのを見て、不安になってしまうラン。
運命を変えるのは容易ではないと精霊に言われたことを思い出し、涙がこぼれてしまう。
「ストーリー」に縛られすぎだと思うから、もっとユスタフを信じましょう、ラン。
いまさらユスタフが、シナに惚れるなんてことは、あり得ない。
大丈夫。
・精霊のおかげで視力を取り戻したラン
・ラチアの新年の宴が開かれる
・シナの何気ないひとことや、ユスタフと一緒にいるところを見て不安になるラン
→114話へ続きます。
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