
大丈夫、きっとうまくいく。
98話のあらすじ
キリアンは、エディットがしてくれた、この世界についての話は理解していました。
これまでは、原作者の力が働いていたので、周囲の人たちの差別的な言動に傷つく必要はないというエディットの言葉もわかりましたが、本当にそれだけだったのかと疑問に思う部分もありました。
原作者の力がなければ、自分も兄と同じように愛されていたのか。そんな思いを拭えずにいたのですが、父の胸の内を聞いて、すべては家族を守るためにしてきたことだったなら、自分と父は案外似たもの同士かもしれないと思います。
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98話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エディットが原作者の力からみんなを解放しなかったら、お父さんの本当の思いを知ることもできなかったでしょうね。
公爵は、クリフをより愛していたのではなくて、二人の適性を考え、二人とも幸せになる方法を一生懸命考えた結果、クリフに家を継がせて、キリアンはクリフの庇護のもとで生きていった方がいいと思っただけ。
キリアンへの愛情が少なかったわけではない。
それがわかって、よかったね、キリアン。
お父さんへのわだかまりも解消されましたね。今までの分までご指導いただけますかと、素直に伝えることができた。
今さら公爵なんて言われても!と、こキリアンなら、きっといい当主になれると思います。奥さんも賢いからね。こで駄々こねなくてよかった。

キリアンなら、きっといい当主になれると思います。奥さんも賢いからね。
さて、リゼが入れられた修道院の場所を聞いたエディット。
あまりに遠くてびっくりしています。
しかし、この時期にクリフが姿を消したのは、リゼが理由であることは間違いないので、リナンとともに修道院に向かいます。
仕事が忙しいキリアンは、後から来るらしい。
その道中で、エディットが馬車酔いするんだけど……アンナは察知した。
護衛騎士に、産婦人科を探せ!と指示します。
ええええ。って、驚くことでもないか、キリアンと仲良いんだもん、そりゃいい知らせが来ても不思議じゃない!

これはきっと、おめでたですね〜〜〜。
楽しみです。
そして最後に出てきたのは……これは、原作のリゼだね?
本物の。表情がすごく穏やかだけど。
本物のリゼ、めっちゃかわいそうだな。原作者が憑依したせいで、何もしてないのに修道院送り。
しかも、クリフが求めてるのは、このリゼじゃないんだろうなと思うと、これからどうなるんだろう。
・キリアンは父の思いを理解し、これからも指導してほしいとお願いする
・エディットはリナンと一緒に、リゼのいる修道院へ行く
・修道院へ行く途中、馬車酔いして気持ちが悪くなるエディット
→99話へ続きます。


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