これはこれでかわいそうな気もする。
82話のあらすじ
皇女や公爵の支持もあり、エディットの無実は証明されました。民衆の前で熱いキスを交わす二人。その姿を見ていたリゼは……。
かつて、Kという人物がいました。ごく平凡な高校生だったKは、ウェブ小説をよく読んでいましたが、この程度なら自分でも描いてみたところ、それが大当たり。作家になります。
1作目の「執着はお断り」は成功したものの、2作目は大失敗。小説の中の人物たちは幸せなのに、なぜ自分だけが幸せになれないのか、いっそ私がリゼだったら……そう思った時に、物語の世界に取り込まれてしまいました。
→「よくある令嬢転生だと思ったのに」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
→「よくある令嬢転生だと思ったのに」はLINEマンガでも読める!
82話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エディットとキリアンがようやく抱き合ってキス!
新年早々、幸せな場面から始まって、本当に良かった。
公爵もエディットを信じてくれているし、もうこれで、エディットが危ない目に遭うこともないでしょう。
本当によかった。
そして、リゼですが……。
エディットとキリアンが抱き合うところを見ているけれど、後ろ姿しか描写されていないのでどんな顔をしているかは、わからない。
どんな思いだったんでしょうね。
ここから、原作者の回想に入ります。
自分だけが幸せになれない、自分がリゼだったらと考えた途端、あのパネルが出てきます。「あなたが創造した世界の登場人物の要請により」原作者を召喚するとあったので、誰が要請したのかが気になりますね。
リゼなのか?
しかもこの原作者、ソフィアとそっくり。ということは、召喚したのはソフィアなのかな。
原作者は小説の中でリゼとなり、夢のような日々を送ります。しかしそれは、結婚式まででした。
結婚式を終えると、また1年前に戻ってしまう。
なんとか流れを変えようと、キリアンを相手役に選んでみても、うまくいかなかった。
ここが大事だと思うんだけど、結局キリアンは、リゼを選ばないんだよな。
今回だって、エディットを選んでるし。
結局、リゼは何度も同じ流れを繰り返すことになります。
これはこれで、つらいですね……。クリフと幸せになれると思いきや、結婚式が終わればまた元に戻る。
こんな人生を繰り返していたら、気が狂いそう。
するとある日、コンピューターの画面のようなものが出てきて、一番目のエディットがこの世界に転生したと知らされます。
ここから、エディットとリゼの攻防が始まっていくんですね。
しかし、そもそもこのシステムを作ったのは誰なんだ?
そして、原作者を召喚したのは誰なんだ?
謎がますます深まりました。キリアンとエディットのイチャイチャをもっと見たかったですが、これはこれで大事なストーリーですね。
原作者は、リゼになっても結局幸せにはなれないんだ。
小説の世界に転生させられて、同じ人生を繰り返させられ、それはそれでかわいそうだと思うのですが、その理由がきっとあると思うんです。
その真相を早く知りたいです。
・キリアンとエディットは熱いキスを交わす
・原作者は幸せになれない自分を呪い、いっそ自分がリゼだったらと思ったところ、小説の世界に転生
・リゼになれても同じ人生を繰り返し、幸せになれなかった
→83話へ続きます。
コメントを残す