いいぞキリアン、その調子で疑惑を追及するんだ。
46話のあらすじ
キリアンはエディットの言葉を信じて、サミュエルを解放することにしました。事故が起きたのになんのお咎めもないのは…というキリアンに、証拠もないのに罪もない人を処罰するのかというエディット。
自室で犯人について考えていたキリアンのもとに、サミュエルがやってきます。自分は誓って何もしていないけれど、一つだけ心当たりがあると。
明け方、クリフがやってきた時に、少しだけヨットから離れたというのです。
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46話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
キリアンの思考がだんだんまともになってきているのが良き。
サミュエルの話によると、明け方クリフがやってきて、リゼの持ち物を探しているとサミュエルを呼んだのだとか。
それでヨットをそのままにして離れた。何かがあったとすればその間で、やはりヨットをそのままにしていた自分の責任だと話してくれたのです。
黙っていればお咎めなしだったのに、処罰されることを承知であえてこの話をしにきたのは、エディットをあのような目に合わせた犯人を捕まえたいと思ったからだと。
エディットの優しさが、サミュエルさんに勇気を与えたんですね。
でもここで、それ以上罰を与えようとしなかったキリアンもえらい。エディットもそんなことを望んでいないし、過酷な取り調べを受けたことで罰は十分受けていると、サミュエルを解放します。
キリアンは、朝のことを思い出していました。クリフとリゼが現れたタイミング。そして、文書の流出や刺繍糸事件。すべてにこの二人が関わっているのに、きちんと捜査をしていなかった。
考え事をしている時にまた頭痛に襲われますが、これは、キリアンが原作に逆らおうとすると起きる現象ですね、きっと。
今まではそれを、リゼの「すみれの香り」がもみけしていたのだけれど、その力も弱まっている=原作の力が弱まっていると思います。
まずは明け方に誰が湖にいたのかを調べ、それでも何も出てこなければクリフとリゼを調べる方法を考えなければならないと、キリアンは決心します。
なんという進歩だろうか。
「あなたのことを信じられません」なんて言っていたのに、今では誰よりもエディットのことを信じています。
兄カップルは怪しさ満点ですね。湖に持ち物探しにくるって不自然極まりないし、事故となんらかの繋がりが出てきて欲しい。
キリアン、がんばれ。
・エディットがサミュエルの処罰を望んでいないと、キリアンはサミュエルを解放
・サミュエルは明け方クリフがきた時にヨットから離れたと証言
・全ての事件にクリフとリゼが関係していることに気づくキリアン