
既婚者をデートコースに誘うって、なんなん?それにしても、アンナはいい子だな。
38話のあらすじ
リゼが話したそうにしているのに冷たいじゃないかと、キリアンたちの会話を遮るクリフ。リゼの話とは、この前注文した靴が出来上がったと連絡が来たので、キリアンが一緒に取りに行こうと言っていたのを思い出したというのです。
エディットは、常にキリアンを牽制するクリフが、リゼを譲るような発言をすることに違和感を覚えていましたが、やはり理由がありました。
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38話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
キリアンはエディットの旦那様。いくら以前一緒に靴を取りに行こうと言われたからといって、その言葉通り誘うのがおかしいでしょ。
しかも、エディットも一緒にと言ったのが気に入らなかったのか、ふたりの仲の良さそうな様子が気に入らなかったのか、いいんです、聞かなかったことにしてくださいってあざとい〜〜〜〜〜。

ほんとにいやな女です。
キリアンとエディットが部屋に戻ろうとすると、玄関先で公爵とダミアン・シンクレアが話をしていました。
どうやら、リゲルホフ家に与えられている南部鉄鉱石の流通権を奪おうとしているらしい。
つまりそれは、エディットの政略結婚の理由がなくなってしまうということ。立場がなくなってしまいますね。
本当にそんなことになったら、公爵は意味のない嫁を追い出そうとするのだろうか。あの人ならやりかねないな。
でもキリアンがエディットを好きになっているから、そんなことはないと思いたい。
アンナが、キリアンのことを愛していないのか?とエディットに聞くのですが、最近は二人の関係がすごくいいのに、キリアンがリゼと二人で出かけることが納得いかなかったのですね。
エディットが一言言ってもいいのではないかと、本当に心配してくれています。

アンナが心配してくれるのはとても嬉しい。そして、キリアンの態度が変わり始めていることも嬉しい。
でも信じられるのは自分だけ。
前世でも散々辛い思いをしてきたエディットですから、そう思うのも無理はないですね。
だからこの日も、アンナと一緒に出かけて、ドレスや宝石を売ってお金を作っているのでした。
でもね、エディット。この世界は小説の中なんだけど、登場人物たちは間違いなく生きている。そして、アンナは心からエディットのことを心配してくれていますよ。
もっと信じても大丈夫だよって、エディットに言ってあげたいです。
・リゼは注文していた靴ができたから、キリアンと一緒に取りに行こうという
・ダミアン・シンクレアがルドウィック公爵に会いにきている
・アンナは、リゼと出かけるキリアンに一言言ってもいいのではと、エディットのことを心配している
