お花をもらってこんなに嬉しそうにする子が悪い子なわけなかろうよ。
36話のあらすじ
少し緊張しながらも、キリアンと腕を組んで街歩きを楽しむエディット。
街角でみすぼらしい格好の少女が売っていた花を全て買おうとすると、代わりにキリアンがお金を出します。
夫が隣にいるのに自分で花を買おうとする貴婦人はあなたくらいですと言いながら、キリアンが花を渡すと、こんなプレゼントは初めてだと心から嬉しそうにするのでした。
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少女から花を買うときのエディットの笑顔のやさしことよ。リゼの嘘くさい笑顔とは大違いなのだ。
花をもらうのが初めてだというエディットの言葉に、キリアンは驚いたでしょうね。
あのエディットが、花をもらったことがないなんて信じられないでしょう。でもそれは本当の話。
花を送ってくる男はたくさんいたけれど、その花はエディットの手に渡らなかったから。
よかったね、エディット。
やはりキリアンは、エディットはオペラなんて見飽きていると思っていたし、花をもらうのが初めてだなんてあり得ないと思ってました。
そりゃそうですね、あれだけ名高い悪女だったのだから。
キリアンの手を引いて、あっちも行ってみようというエディットの笑顔がほんとうにかわいい。
デートしながら、キリアンに買ってもらった花束をずっと抱えているエディットがかわいくてさあ〜〜。
こりゃ、キリアンも落ちるわねえ。
キリアンは、エディットのことをもっと知りたいと、ストレートに告げるまでになりました。
このまま二人が、普通の夫婦のように気持ちが通じ合っていくといいのにな。
…と思ったら、また邪魔者が。
「随分遅かったのね」って、別にキリアンがどこで何をしようと、居候の君にはなんの関係もないんですけど?
そして事もあろうに、エディットが刺繍糸に毒を塗っているのを見たという人がいるらしいと言い出しました。
どうやらその証言をした侍女は姿を消していて、クリフが探しているらしい。
そこに、「あの悪女の仕業に決まっている」という、いつものシステムの声が聞こえましたが、やはり原作の力が弱まっているんですね、キリアンがその声についておかしいと思い始めました。
・キリアンとデートを楽しむエディット
・初めて花をプレゼントしてもらい、心から喜ぶ
・キリアンが帰宅すると、エディットが刺繍糸に毒を塗っているところを見た人がいるとリゼが伝えにくる
→37話へ続きます。