誰にも信じてもらえないって、つらいよなあ。
27話のあらすじ
ソフィアがリゼからもらってきたというピーチパイを食べて、血を吐いて倒れてしまいます。
小説の中では、エディットがリゼから送られてきたケーキに自分で毒物を入れて腹痛を起こすというエピソードがありました。
ソフィアが毒を仕込んだようで、エディットが目を覚ますとソフィアがリゼを問い詰めていました。
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結局、どうあってもストーリーの流れからは逃れられないのかと、私がエディットなら心が折れそうです。
いくら第一の条件をクリアしたとはいえ、第二、第三の条件はわからないし、何をやっても自分が疑われるし。
結局、今回もそう。クリフがエディットの部屋を調べろと言ったら、ソフィアが隠し忘れたのか、あっさりと毒薬のビンが出てくるという。
エディットが飲んだ薬は、死ぬような毒物ではありませんでしたが胃が弱い人は出血する可能性もあるものでした。
ソフィアに食事を抜かれて、胃が弱っていたんですよね、きっと。
キリアンは医者に痛みを抑えることはできないのか?と聞きますが、医者の答えは数日何も食べていないから弱い毒でも致命的になると。鎮痛剤も効かないという話でした。
公爵に疑われているときでさえ美味しそうに食事をしていたエディットが、何も食べていないなんて信じられなくて、キリアンは人の関心を引くためにそこまでするのか?となかば呆れていました。
違う、違うんだって。
そんなことするわけないじゃん!
おまえはいったい、何を見てたのか、キリアン。あほか。
しかもベッドのそばで「どうして毒なんか飲んだりしたんだ」ってつぶやくバカ。
バカか、おまえは。
こんなに苦しんでいるのに自作自演だと思われるなんて、エディットがかわいそすぎます。
この状況を救ったのはリゼでした。まさかねー。リゼがエディットの味方につくとはねー。
どうしてみんな、エディットが自分を陥れようとしたと思うのかと力説してくれたおかげで、ことなきを得ました。
エディットはいい人だから、こんなふうに自分を庇ってくれたリゼに何か贈り物をしなくちゃ!と、公爵夫人に聞きながらプレゼントを選び、高級シルクの刺繍糸をプレゼントしました。
これで一件落着と思ったのに。
またキリアンが怒鳴り込んできた。
もうなんだよ〜、また何か起きたのか。
エディットは確実に何もしてないはずだけどな。
・ソフィアがリゼからもらったというパイを食べて、血を吐いて倒れるエディット
・毒物を飲んだことが自作自演で、リゼに罪を着せようとしていると疑われる
・エディットは自分をかばってくれたリゼに感謝し、刺繍糸をプレゼントする
→28話へ続きます。