
リゼ、うざい。
23話のあらすじ
領地視察の話を、社交辞令でも嬉しいですと言いながら受け流すエディット。キリアンは公爵と一緒に領地に出発しました。
一方エディットは、刺繍の会に参加することになりました。これは小説の中のバザーのエピソード。
エルメニア伯爵夫人のバザーで出品する刺繍作品を作るための会を公爵夫人が開催するので、そこにリゼと共に行くことになったのです。
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23話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
リナンがエディットの整理した書類を見て、驚いていたのが良かったな。優秀だってことが改めて分かってもらえて。
優秀な人に優秀だって認めてもらえたら、エディットの立場ももう少し良くなるでしょうか。
刺繍の会に参加したエディットですが、当然のことながら刺繍は不得手です。遠回しに嫌味を言ってくる貴婦人もいましたが、エディットは自分のペースで楽しもうとしていました。
リゼが余計なアドバイスもしてきましたけど、自分で決めた色の色を使って、キリアンのことを考えながら作るって。けなげだな、エディット。
好かれていないことは分かっていても、エディットはキリアンのことが好きですからね。
なんか、ここでも原作とは違うことが出てきているみたい。リゼは手作りのモスリンのショールを持ってきていて、それに刺繍をしようとしていました。
原作にはこんな場面がでてきていないみたいなので、エディットが第一の条件を解除したことで、何かが変わっているのでしょうか。
キリアンは公爵と一緒に領地につきました。首都から10日ほどかかるようです。
ここでキリアンは、城の様子が質素で贅沢品が足りていない、首都に戻ったら家具職人を探そうと思うわけです。
エディットが古びた城で満足するはずがないと。
これ、エディットを馬鹿にしている、軽蔑しているというのとは違う感じがします。
エディットがわがままだということを言いたいのではなくて、首都でしか暮らしたことのないエディットが不自由を感じないようにという思いやりなのではないかと思いました。

だいぶキリアンの気持ちが、エディットに傾いてきている気がします。
発展の可能性も高い領地だし、いいところですねというキリアンに、「これで満足かと聞いているのだ」という公爵の言葉の意味がよくわかりませんでした。
本当はクリフではなくてキリアンに家督を譲りたいのだろうか?次男だから公爵家を継承できないキリアンがかわいそうだと思っているのか。うーん、よくわからない。
・領地の視察はキリアンと公爵でいく
・エディットは刺繍の会に参加、リゼのアドバイスはおいておき、自分なりに楽しむ
・質素な城だから首都に戻ったら家具職人を呼ぼうと思うキリアン
