
キリアンは何がしたいんだ?
16話のあらすじ
謹慎処分になっていたエディットは、思いのほかひとりの時間を楽しんでいました。
しかし事前の連絡も約束もなく、キリアンが朝食にやってきたことで穏やかな時間も邪魔されてしまいます。
美味しい料理を堪能するエディットに、この状況でよく食事が喉を通ると呆れ気味でしたが、自分が潔白であることがわかっているエディットにとって、食事が喉を通らない理由はありませんでした。
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16話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エディットがインドア派でよかったですね。どこにも行けないけれど、それが苦痛にはならなそうです。
とはいえ、さすがに何もしないと暇を持て余してしまうので、アンナに最近はやりの趣味を聞いてみると、木彫りの人形に服を作って着せるのがはやっているのだとか。
着せ替え人形みたいなものですね、きっと。エディットはアンナにお金を渡してお使いをお願いします。
アンナは公爵家の人間ですし、たぶんエディットの監視も頼まれているはずですが、これまでエディットに対して失礼な態度を取ることはありませんでした。
だからエディットも、お使いのついでに残ったお金はお小遣いにしてと言います。これが仕事だからいらないと断るアンナに、自分からは何ももらわないように言われているのか?と聞くと、表情が変わりました。やはりそうだったのですね。
買収するにはプライドが傷つくほど少ない額だから、自分の気持ちだと思って受け取って欲しいというエディットに、アンナの表情もやわらぎます。
いろいろと買ってきてもらったので、優雅に趣味を楽しむエディット。何も悪いことはしていないのですから、ゆっくり過ごせばいいんですよね。
しかしそこに、あわてたキリアンが入ってきました。エディットの筆跡で書かれた文書が見つかったと。

いやいやいやいや。
本当にやっていたら、そんなベタな証拠を残すはずがない。本当に残していたとしたらばかでしょう。
小説の中のエディットならやったかもしれないが、百合子がそんなことをするはずがないです。
だれにはめられたのでしょうか。
落ち着いて対処してほしいな。
・エディットは謹慎生活をそれなりに楽しんでいた
・人形の洋服作りも楽しんでみる
・エディットの筆跡の文書が見つかったとキリアンが知らせに来る
