このエディットは13番目らしい。
1〜3話のあらすじ
兄に突き飛ばされ階段から落ちてしまった私。気づいたら、昨日の夜に一気読みしたロマンスファンタジー小説「執着はお断り」のエディットに憑依していた。
小説の中でのエディットは、リゼに嫉妬して殺そうとする悪役。正しい道を進めばいいと思ったのも束の間、エディットの過去の記憶が同期されます。
彼女は13番目のエディット・リゲルホフ。家では家族や使用人にも殴られる、辛い境遇にあったのです。
リゲルホフ伯爵はルドウィック公爵家にエディットを嫁として送り込み、情報を掴むつもりでいましたが…。
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エディットは小説の流れを変えるため、自分の家から侍女は連れて行かないと食事の席で宣言します。
予定が狂ったと帰りの馬車の中で激怒する伯爵でしたが、公爵家に疑われないためだと押し通しました。
殴られなくてよかった。でもこのまま無事に済むとは思えない。
そしていよいよキリアンとの結婚式を迎えますが、これも大変だった〜。
新婦に意地でも触れたくないキリアン、なんと自分で自分の指に結婚指輪をはめるという…それはあまりにも、エディットがかわいそうではないですか。
この時点で、キリアンはエディットが大嫌いみたいですね。
エディットは小説を読んでいるのでそれを知っているからなんとかやり過ごせましたが、知らなかったらつらかっただろうな。
結婚式の後、小説のエピソード通りにリゼがエディットの部屋に来ました。キリアンの無礼を謝りに。
小説ではエディットがリゼに八つ当たりしまくるのですが、流れを変えたい!と優しく対応します。
現実世界にいた時みたいに辛い思いをしなくていい、悠々自適に過ごそう!と思ってお風呂に入っていると、キリアンがやってきますが、予想通り初夜を過ごす気はなさそう。
それはそれでいいんだけど、キリアンはリゼのことが好きなんですね。
クリフ(キリアンの兄)もリゼが好き。リゼは?どうやらクリフが好き。
で、キリアンがこじらせているわけか。
それでエディットに八つ当たりするってね〜。小さい男だ。
しかし、一緒に夜を過ごす気もないのに、キリアンは何をしにきたのでしょう?謎です。
これからどのあたりで、キリアンがエディットにデレるようになるのか、先が楽しみです。
・階段から落ちた「私」は小説の中のエディットに憑依してしまう
・エディットの父はルドウィック家に娘と侍女を送り込もうとしている
・エディットはキリアンと結婚