28話のあらすじ
樋口くんの両親はずっと不仲でした。だからこそ、文が壊したくないと思っているものを守りたくて、文には告白せずにいたのです。
GPSの件もあるし、和真と直接対決しようと思う樋口くん。もし文にふさわしくなければ、彼女を奪おうと決意します。
そしてある日の仕事帰り。文を誘って花見に行き、文の想いに耳を傾け、嫌いなところはないのにモヤモヤするという文に、一生そのままですよという樋口くんでした。
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一緒にいるとギクシャクするという文に、それならキッパリ別れましょうという樋口くん。そして、生活費もなんとかなるし、優良企業に内定もらってるから苦労はさせないと、自分と付き合う前提で話を進めていきます。
文からストップがかかって初めて、はっきりと文さんのことが好きなんですと告白しました。
でも、文は自分を選ばないとわかっていた樋口くん。
ここで文の鈍さを言葉にして教えてあげます。
本当は和真に怒っているのに、責めてはいけないという気持ちがブレーキをかけているのだと。
文は、和真に対する怒りは不当だと思い込んでいたことが、モヤモヤの正体だったのだとわかりました。
全然、不当なんかじゃないのにね。
樋口くんもチャラそうに見えて、優しいし、いい人だから、文の笑顔を見て、やっぱりこの笑顔は壊せないと思うのでした。
優しすぎるぞ、樋口くん……。
和真と会わなければよかった。和真がクソ野郎だったら、文をなんとしてでも奪ったのに。
そう思って、自分の気持ちにケリをつけるために、文にキスをします。
そして、旦那さんとお幸せにと言って立ち去りました。
もー、なんていい人なのよ、樋口くん。
・和真がクソ野郎なら文を奪おうと思っていた樋口くん
・文に告白するも、文が自分を選ばないことはわかっていた
・文が怒りをぶちまけられないことがモヤモヤの正体だと教えてあげる
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