
カイル、がんばってくれ!!
36話のあらすじ
カイルは、レイラとの結婚について、父と話し合っていました。父は、反対こそしないものの、二人はまだ若いし、今は学業に専念した方が良いのではといいます。
それに対してカイルは、年齢の問題ではなく、レイラだからだダメだといっているのだろうと反論。家柄や体面が大事じゃないとはいわないけれど、それらは生涯を共にする人より大事なことにはならないとはっきり意思表示をしました。
どれほどレイラのことが好きなのか、真っすぐな思いを父に伝えます。
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36話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
カイル、なんていい子なんだ……お父さんも、真っ向から反対しないのが好き。
お母さんとは大違い。この時代、家柄とかなんとか、大事なことがたくさんあるのでしょう。
エトマン家は、医者の家柄だから、普通に考えたらレイラと結婚するのは難しいでしょうね。
でもカイルなら、お父さんを説得できそう。お母さんがどう言っても、最終的にお父さんがOKすれば大丈夫なのではと思います。
さて、いよいよマティアスとクロディーヌの婚約式の日がやってきました。

この性悪女は、またレイラを呼びつけています。
髪に飾る花をもってこいという命令でしたが、それが本来の目的ではないことくらい、レイラにもわかっていました。
自分の姿を見せつけて、いつものように金貨をくれてやる。そうして、自分との違いを思い知れってことなのかな。
ほんと、性悪女。
戻る途中で、マティアスにも出くわしてしまうし。レイラにとっては災難な朝でした。
でも……嫌な記憶のはずなのに、レイラの中で、マティアスの存在が大きくなっている気がする。
好きとかではないけれど。レイラがお母さんから手渡された、飴のビン。マティアスの瞳の色は、あの水色の飴に似ている。

悲しい記憶とマティアスが結びついて、余計に頭から離れない。
こういうのが、マティアス&レイラという組み合わせの伏線なのかな……絶対に幸せになれないって。カイルにしなさいって。
ほら、カイルがプロポーズしにきてくれた!!
なんと、バッチリスーツ姿で!!花束持って!!
あの性悪女と性悪男は無事に婚約したのだから、こっちはこっちで幸せになろう!!
・カイルは必死で父を説得
・マティアスとクロディーヌの婚約式の日、朝から花をもってこいとクロディーヌに呼び出されるレイラ
・カイルは花束を持ってレイラにプロポーズ
→37話へ続きます。

