
こいつ、まじで頭おかしいんか。
30話のあらすじ
庭のあずまやで靴を脱ぎ、ベンチで眠ってしまっているレイラを見つけたマティアス。レイラが目を覚まし、マティアスに気づくと、なぜかマティアスが自分の靴を持っています。
マティアスは、靴を返して欲しいなら、泣いてみろといいます。
カイルが助けに来てくれたら……と思うレイラの胸の内を見透かしたように、あの子なら来ないというマティアス。カイルは約束を守る人だと、レイラは反論します。
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30話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ちょっと、意味がわからなすぎる。
靴を返して欲しければ、泣いてみろ?
いまどき、小学生でも言わないでしょ、そんなこと。
公爵ともあろう人が、何を言ってるのかな。意味わかんない。
どうして私をここまで嫌うのかとレイラが聞くと、お前を嫌うと私の気分が良いからだと答えるマティアス。

ますます意味わかんない。
好きな子に意地悪する子供のレベルというか、それよりひどい。
もう……今回の会話はね、レイラがかわいそすぎて、見てらんない。
マティアスの言うことなんて、レイラには一つも理解できないでしょう。
どうしてここまで、人の心を踏み躙ることができるのか。
読者は、マティアスの心情とかを見てきてるから、レイラのことが好きでたまらないんだってことがわかるけど、レイラにしてみれば、ただただ意地が悪くて、残酷で、自分を虐げる権力者にすぎないわけで。

おお、ここでタイトル回収、きたか。
カイルは来ないから、泣いてみろ、乞うてもいい、と。
結局、レイラを泣かせて、満足して靴を返し、戻って行ったマティアス。
こいつだけは許せんな。
私による、完全に私だけの涙だったって、頭おかしすぎない?
元々来たくはなかったパーティーで、サイコパス男に泣かされ、カイルは戻ってこず、他の令嬢と話してるしさ。

レイラ、散々だよ……
こんな姿で帰ったら、おじさん激怒するんじゃないか?
カイルもさ、いつまでお母さんの言いなりになってるんだよ。おじさんから、レイラを守れって言われてたでしょ?
レイラは、カイルが他の令嬢と食事の席に着いているのを見て、その意味がわかったと思う。だから、先に帰ると伝言して、会場を後にしました。
しかも、レイラが伝言を頼んだボーイを呼んで、すでに帰ったクライン伯爵を呼ぶようにと命じるマティアス。
つまり、レイラの伝言をカイルに伝えるのを遅らせるため!
なんとも、救われない日だった。
・レイラを見つけたマティアスは、靴を取り、返して欲しければ泣いてみろと言う
・レイラに、なぜ私をこんなに嫌うのかと聞かれ、お前を嫌うと気分がいいからだと答えるマティアス
・カイルが戻ってこないと知り、先に帰ると伝言して会場を後にするレイラ
→31話へ続きます。

