「泣いてみろ、乞うてもいい」14話・クロディーヌが求める完璧な結婚

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カイルが可愛すぎるんだが。

14話のあらすじ

ブラント伯爵夫人は、庭仕事をしているレイラを見て、クロディーヌになんとも思わないの?と聞きます。なんとも思わないはずがない。だからクロディーヌは、ティータイムにレイラを誘ったのでした。マティアスの反応を見るために。

マティアスはあの時、適度な興味と無関心、完璧な品位と節制を見せたのでした。

クロディーヌの母は、レイラをこのままにしておけば、マティアスが彼女を愛人にするかもしれないと心配していますがが、クロディーヌは愛人ごとき気にしないと思っていました。

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14話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

貴族もなかなか大変なんですね。後継を産まなければ、正妻といえどもその立場をおびやかされる。

クロディーヌの母親は、自分が流産を繰り返し、やっとの思いでクロディーヌを産んだものの、愛人がいつ後継者を産むか、いつ父の愛が冷める、戦々恐々として生きてきた人です。

その姿を見てうんざりしていたクロディーヌは、母のようには生きないと決心していました。だからこそ、愛よりも尊厳と品位を守ることができる完璧な結婚を望んでいました。マティアスこそが、その相手に相応しいってことですね。

愛なんて、はかないものに頼ったりしないってことだけど、かわいそうな気もする。

この若さで、ここまで達観してるなんて。

しかし、クロディーヌの思い通りにいくかな。

きっとマティアスは、レイラに執着し始めるよ。

そのマティアスは、離れであの黄色いカナリアを撫でながら、庭仕事をするレイラを眺めていました。

きも。

レイラに会いにやってきたカイルの方が、断然可愛い。

もうレイラが好きすぎて、とにかく一緒にいたくて、誰かに奪われてしまったらどうしようと不安にさいなまれて、告白しようかどうしようかいつも迷っているかいる。

最後のシーン、すっごく微笑ましい。

レイラが、お花だらけの帽子をかぶって家に帰ってきます。待っていたカイルは、その帽子を見て大爆笑。なんだそのダサい帽子は、いったいそんなのどこで拾ってきたんだ?というと、一緒にいたおじさんがムッとしてます。

おじさんに買ってもらった帽子なんだそうです。

二人のムッとした様子を見て、改めて見るとめちゃくちゃ可愛いな〜と言い直すカイルでしたが、時すでに遅しですね。

でも、こんな平和なやりとりができるって、すごく素敵。

カイルと結婚したら、毎日楽しい日々が待っていると思うし、カイルはれいらだけでなく、おじさんのこともきっと大切にしてくれると思う。

今回のストーリーのまとめ

・クロディーヌの母はレイラの美しさを警戒している

・クロディーヌは愛人ごときに動じないと今は思っている

・カイルはレイラが好きで仕方ない

15話へ続きます。

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