「泣いてみろ、乞うてもいい」13話・レイラの笑顔に釘付け

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お願いだから、レイラに構わないで!!

13話のあらすじ

レイラは野いちごジャムを売ったお金で、念願のメガネを手に入れました。くっきり見えるようになって感激のレイラでしたが、こんないい日になぜか裸で泳いでいたマティアスを思い出してしまいます。

マティアスがいる間は川辺に近づかない、絶対に会わないようにしよう!と思ったのに、「レイラ?」と聞き覚えのある声が。クロディーヌとマティアスでした。

そこのホテルでティータイムをするからあなたも行きましょうとレイラを誘います。

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13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

クロディーヌがレイラをお茶に誘うなんて、悪意しか感じられない。

しかもその悪意を、表に出さないからめんどくさい。かつてレイラのことを犬以下だとばかにしたことを、読者は忘れてないからな。

レイラは市内でカイルと約束があったのですが、ついてきてと言われてしまったら断れない。仕方なく、一緒にテーブルにつきますが、当然のことながら話なんてできるわけありません。

管理人
管理人

クロディーヌは、何がしたかったのだろう。

ちょっと見ない間に美しく成長したレイラに嫉妬したんだろうか。

だから用もないのにお茶の席に呼んで、自分たちとの違いをわざわざ見せつけたんだろうか。

マティアスは裸を見られているのになんともなさそうだし…と思っているレイラ、そういえば貴族にとっての使用人は家具みたいな存在だと聞いたことがあると思い出します。

よし!今から私は家具よと椅子のように無になっているレイラが可愛い。

管理人
管理人

だから早く解放してあげて。

すると突然、クロディーヌが話しかけてきました。学校はどうだとか、卒業後はどうするのかとか。

レイラが教師を目指しているというと、あなたにぴったりの仕事ねって、レイラの何を知ってるっていうんだろうね、この女は。

カイルとの約束の時間が迫っていたので、レイラはお先に失礼しますと言ってその場を後にします。

ああ、ようやく解放された。そして楽しいカイルとの時間!

笑ってるカイルがめっちゃ可愛くて、レイラのメガネをいたずらして、目を小さくして遊んでます。

メガネを顔から少し離すと、目が小さく見えるの、知ってますか?あれです、あれ。

二人で戯れあいながら、サンドイッチを食べて。なんて幸せそうなんだろう!!

管理人
管理人

もう、レイラにはカイルしかいないよ。

その二人の様子を、車の中からマティアスが見ていました。

自分といる時は居心地が悪そうだったのに、嫌そうな顔してお茶にも手をつけなかったのに、カイルとは楽しそうにサンドイッチを食べている。「私のもとを去り、少年のもとへ行った」と思うマティアス。

大事なことだから2回言うねとばかりに、「私のもとを去り」と心の中で繰り返すマティアス。

そうだよ、あのレイラのはじけんばかりの笑顔を見てごらん!カイルといる時がレイラは幸せなの!!

うわー、公爵、粘着質。

ろくに喋ったこともないくせに、どうせ平民だって馬鹿にしてるくせに、ペンを踏んづけるくせに、レイラが自分といて居心地が悪そうにしていたことが気に入らないってか。

頼むから、レイラに近づかないでください!

今回のストーリーのまとめ

・野いちごジャムを売ったお金で、念願のメガネを手に入れたレイラ

・公爵に会わないようにしようと思った矢先に、クロディーヌとマティアスとお茶をする羽目に

・カイルと楽しそうに笑っているレイラを見て不快になるマティアス

14話へ続きます。

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