「問題な王子様」97話・ふたりのおばあさま

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そうですおばあさま、ビョルンの長所は顔だけです。

第97話のあらすじ

やっと幸せになれると思っていたのに、まさかハルディ子爵がこんなことをしでかすとはと、エルナのおばあさまは心を痛めていました。

妊娠したエルナのケアをすると連絡したものの、エルナからは断られてしまったため、心配していたのですが、エルナが実家と縁を切ったことをビョルンが発表。大公には感謝してもしきれないと思っていました。

それでもおばあさまは、か弱いエルナのことが心配でした。メイドの進言もあり、エルナがバフォードで過ごせるよう、ビョルンに頼んでみようと思います。

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第97の感想(ネタバレ含む)&次回考察

メイドもおばあさまも、ビョルンがエルナを大事に思ってくれていることはわかっていたんですね。

今回の父親の件もそう。ビョルンが積極的に動いてくれて、エルナの濡れ衣を晴らし、縁を切ってくれた。そのことからも、ビョルンがエルナをどれほど大事にしているか、おばあさまにはわかった。

でも当事者であるエルナはさ……むずかしいな。

ビョルンの冷たい態度を見てると、自分が愛されてるとは到底思えなかったんだよな……。

さて、エルナは少し回復したかな。

水曜日だということで、ビョルンのおばあさまがエルナに会いにきてくれています。ちょっと寄っただけとそっけない態度ですが、あの厳格なおばあさまがきてくれるなんて。

管理人
管理人

どれほどエルナのことを大事に思ってくれてるのか。

ものすごい量のプレゼントを持ってきてくれましたよ。子供のためと言いつつ、大半はエルナのものでした。心のこもった贈り物に涙するエルナ、かわいすぎる。

ほんとに優しい人なんですよ、エルナは。

管理人
管理人

おばあさまがそれをわかってくれてるのが本当に嬉しい。

そしてなぜかレオニードもいます。大きな花束を持ってきた。おばさまには悪趣味だといわれていたけど、花が大好きなエルナは喜んでいるみたい。

なごやかな雰囲気でお茶を楽しんでいたところに、ビョルンが帰宅。エルナの顔が強張ったのを、おばあさまは見逃さなかった。

休んだ方がいいんじゃないかと、ビョルンがエルナを下がらせると、おばあさまはエルナをしばらくうちに送ったらどうか?と言ってくれました。

管理人
管理人

おばあさま、かなり心配してますね。

でもその心配が嬉しい。血も繋がっていないのに。エルナの人柄を理解してくれている人がそばにいるって、すごく嬉しいです。

それなのに!!エルナはここにいるべきと、譲らないビョルン。

おばあさまは、妻をシャーロット(おばあさまの飼い猫)のように思っているのだなと言います。

光が消えたエルナの瞳を見て、今は幸せじゃないってことがおばあさまにはわかったのですね。

こいつの長所は顔だけだって思うおばあさま、さすがだわ。神が外見と内面の美しさの比率を間違えたって。

そう、今のビョルンのいいところは顔だけ!!

今回は、エルナのふたりのおばあさまの深い愛がよくわかる回でした。二人とも、本当に優しくて、愛情深い女性ですね。こういうふうに、年齢を重ねたいと思うような。

おばあさまの愛でまだ救いがあるけど、ビョルンがもっと素直になって、エルナを大事にしないと、そろそろ出て行ってしまうのではないかな。

今回のストーリーのまとめ

・エルナのおばあさまは、エルナをバフォードに呼べないか、ビョルンに頼もうと手紙を書く

・アルセン公爵夫人が大量のプレゼントを持ってエルナを訪問、レオニードも来る

・エルナの表情を見て心配する公爵夫人

98話へ続きます。

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