ビョルン、違う、そうじゃない。
第94話のあらすじ
大公妃が詐欺で訴えられたというニュースは瞬く間に広がり、国民はエルナが大公妃にふさわしくないと怒り狂っています。共和派の貴族たちも、大公妃を理由に王室に連日攻撃を加えていました。
大公邸でも、エルナの味方はフィツ夫人とリサだけでした。メイドたちは大公邸で働くことを恥だと思い、相変わらずエルナの陰口を叩いています。
エルナ自身でさえ、実父が詐欺師だなんて恥ずかしい、そして何も知らずにビョルンに愛されることを夢見ていた自分すらも恥ずかしいと思っていました。
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第94の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エルナの陰口叩いているメイドたち、全員クビにして欲しい。
例の手記が発表されたら、この人たちはどうするのだろう?それでもグレディスの味方をして、エルナを蔑むのだろうか?
早く真実を明らかにして、エルナをどん底から救ってあげたいです。
そして問題なのはビョルン。
エルナを救うために最高の弁護団を結成して、あちこち奔走しているのは偉いと思うよ。
国民や貴族の怒りをものともせず、エルナを守ろうとしている、それは偉い。
弁護士ですら、正気でないと思うほど、誰の話にも効く耳を持たず自分の意見を押し通すビョルンはすごいよ。
何がなんでもエルナを守ろうとするその姿勢は、誰にでも真似できるものではないと思うし、ビョルンだからできたことだと思う。
ビョルンががんばったおかげで、エルナを出頭させずに済んだんだけれども。
だが、しかし。
エルナの妊娠を知って、エルナに「子供ができたんだって?」って、なんだそりゃ。
お前の子だろうが、なんで他人ごとなんだ!!
このとき、なんとしてでもエルナの濡れ衣を晴らして、お腹の子供を守らないといけないという気持ちだったんだろうけれど、もう少し言い方ってものがあるだろうに。
せっかく子供ができたのに、幸福感がまるで感じられないじゃないか……。
エルナを守りたいという気持ちがさ、エルナに伝わってないんだよ……。
エルナの笑顔が見たいです。
・大公妃が訴えられたことで、国民や共和派の貴族が怒り狂うもビョルンが押さえ込む
・弁護団を結成し奔走しているせいか、エルナのことをかまわないビョルン
・エルナは父のしたことが恥ずかしくて仕方ない
→95話へ続きます。
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