もうこれ以上、エルナを苦しめないでほしい。
第90話のあらすじ
エルナは、お茶の席でも居眠りをしてしまいます。見かねたルイーゼが注意をしようと席を立ったと同時に、ビョルンもエルナの元へ。あっちへ行こうと、エルナを連れて行きました。
今日はとがめられるようなことはしないと心に決めてきたのに、また居眠りをしてしまったエルナは、自己嫌悪に陥ってしました。
木陰にシートを敷いて、エルナと一緒に横になったビョルン。誰よりも人目を気にするのに、大勢の前で居眠りするなんてエルナらしくない。どこか悪いのかと心配していました。
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第90の感想(ネタバレ含む)&次回考察
悪意もここまでくると……女性がこれだけいて、しかもルイーズだって子供がいる。
妊娠で眠いんじゃないかって、誰か一人くらい思ってくれても良さそうなのに。
エルナをどうにかして貶めたいと思っているから、悪意のフィルターを通してしか見ていない。ひどいものです。
こんな時に味方になってくれたのは、問題な王子様だけだったか。
それでもエルナにとっては王子様。
眠気が我慢できないエルナを横にさせてくれて、おやすみって言ってくれた。
やさしいじゃん、と少し見直したのに。
侍従にハルディ家のことで呼ばれ、エルナを一人置いていってしまう。
目覚めたエルナは、どれだけ心細かったことか。
こういうとこよ。いいことしてくれるんだけど、つめが甘いというか、もう少し気遣いが欲しいんだよなー。
エルナがビョルンを探して歩いていると、ビョルンの友達が話しているのが聞こえてきました。
そこで、ビョルンがポーカーで二番目の妻を手に入れたと言っているのを聞いてしまうのです。
妻は大赤字、計算済みの結婚などという言葉が聞こえてきて、エルナは足がすくんで動けなくなってしまいました。
もう……エルナ、泣いてるじゃん。
自分は賭けの対象だったのか。そんなの、耐えられないよな……。
きっかけは確かに賭けだった。
でも今は、ビョルンはエルナ大好きなんですよ、自覚できてないだけで。
エルナには、作り笑顔じゃない、本物の笑顔を見せるんですよ!!
しかし、ビョルンがもっとしっかりしてたら、エルナがこんな辛い思いをしなくて済むのに!!と歯痒くて仕方ない。
妊娠してるかもしれないのに、これ以上ストレス感じるようなことをしないでほしい。
エルナはこのこともビョルンには言わず、我慢しちゃうんだろうな。
いずになったら、本当の幸せが訪れるんだろうか。
・エルナはお茶の席でも居眠りして不況を買ってしまう
・ビョルンはエルナを連れ出し、一緒に昼寝をしようとする
・目覚めたらビョルンがいなくて探していたエルナは、ビョルンの友達が賭けについて話しているのを聞いてしまう
→91話へ続きます。
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