そろそろ嫉妬してるって認めたら?
第67話のあらすじ
邸宅でよく迷子になっていたエルナ、地図を見せてほしいとカレンに頼み、建物の構造を丸暗記。そして、邸宅のあちこちに神出鬼没。なぜかチョコレートを持って。
今日もカレンと遭遇。カレンは、そんなにチョコレートを食べたらお腹を壊しますよと言いますが、そんなに食べていないから大丈夫だと答えるエルナでした。
カレンはエルナがしているネックレスについて、世間のくだらない噂は気にする必要はないと伝えます。
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第67話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
カレンがちょっといいやつに見えてしまった。
エルナの贅沢三昧の象徴とされているネックレスは、エルナがせがんだものではないということ、カレンをはじめ、新婚旅行に同行したメイドたちは皆知っていました。
ただ、たとえわがままを言ったとしても、ここまで非難される理由はありませんでした。
「この件に限っては」心が痛むと思っているカレン。
条件付きでも、エルナのことを心配してくれたのは嬉しい。
エルナが慎み深く、心優しい人物だってこと、早くもっと多くの人にわかってほしい。
パーベルのことも、いろいろと我慢しましたしね。
そもそも画家をパーベルにして欲しくなかったのにビョルンに押し切られるし、せっかくパーベルが来たのだから話したいこともあったけどそれもできなかったし。
もろもろ、自分の思いを出してしまうと、方々に迷惑がかかる。ビョルンの評判も落としてしまう。
エルナは、これだけ辛い思いをしながら、いつもビョルンのことを優先させて…
四面楚歌。孤立無縁。
だれもエルナの味方をしてくれなくても、エルナがここまで耐えられているのはビョルンがいるからです。
ビョルンさえ自分の本心をわかってくれるなら…と思っているのに、あいつまた妻をほったらかして夜遊びしてるんだ。
夕食の時間はビョルンと相談して決めるとフィツ夫人に伝えると、外出したと聞かされるエルナ。
あー、またか。
いつまでこんなことをしているのか、この男は。
やはり、帰宅は明け方。
そういうときは、ビョルンはエルナの寝室に行きませんでしたが、エルナはビョルンを追い回して問い詰めるのでした。
まあ、いつまでも朝帰りとかしてたら、ちゃんと仕事してるとはいっても、あなたそろそろ落ち着きなさいよと言いたくもなります。
また怒られるな…と思うなら、早く帰ってくればいい。
ビョルンが起きると、なんだか家の中が静か。エルナは出かけているようです。
ビョルンはいまだに、パーベルのことが気になっているみたいで、エルナは「俺のものだ」と自分に言い聞かせてる。
パーベルの気持ちはわからないけど、エルナにとってパーベルは友人にすぎない。
エルナが自分を愛していることは十分わかっているから、この不快感は嫉妬なのか?と自問するビョルン。
ようやく気づき始めたかと思ったのに、何に嫉妬するんだ?とさらに自問。
そして、エルナは楽しんだ分だけ愛情を注ぐ、その程度の関係でいいと。
●したろか。
人の気持ちをなんだと思っているのだろう。
執着することなくとか、平和な毎日に新たに加わった一種のおもてなしとか、エルナのことを軽く考えすぎです。
自分は鈍感じゃないとか言ってるけど、結構エルナに執着してるし。
出かけたと聞いて、これだけ心がざわついてるんだから、あんたも好きなんでしょうが!!
プライド高くて、自分がパーベルに嫉妬してることや、エルナを愛していることを認められないんだろうか。
こんなことしてると、いつか後悔する日が来るよ。
・エルナは屋敷の図面を丸暗記、神出鬼没でメイドたちを驚かせている
・夕食を一緒に食べるつもりだったのに、ビョルンはまた夜遊びからの朝帰り
・ビョルンは起きると、エルナは出かけてしまっていた
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