嫌な予感しかしない。エルナが健気すぎる。
第54話のあらすじ
今日から2日間、フェリアの王子たちと狩りに行くと知らされ不安になるエルナ。明日は誕生日なのに。
約束を忘れたのではないかと心配になりますが、明日の昼頃には戻ってくるというので、わがままは言うまいと思うエルナでした。
出かける前に、エルナは手紙が欲しいのだとおねだりします。
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手紙がほしいといったのは、グレディスにマウントを取られたからですね。明日、手紙を書いて欲しいとお願いするのですが、毎日顔を合わせているのにとはぐらかされてしまいます。
ビョルン、たまには言うことを聞いてやれって。
普段、欲しいものをおねだりしたりしないでしょう、エルナは。浪費をするわけでもないし、わがままも言わないし、それがたまに欲しいものがあるといったときくらい、聞いてやりなさいよ。
狩りでは、フェリアの王子2人が、仕事の話を切り出そうとしていました。両国間の新規債券発行交渉の件らしい。
しかしそれは財務大臣の仕事だと言ってはぐらかすビョルン。そのとき目の前に、小鹿がやってきました。
王子たちはビョルンに撃たせようとするも、なぜか撃たないビョルン。「可愛いじゃないですか」という言葉に、王子たちは驚きます。
レチェンの猛犬といわれるビョルンから、可愛いなんて言葉が出てくるとは!と驚いているんでしょうね。
このときビョルンの頭にあったのは、エルナに違いない。たしかに、小鹿っぽいから。
このときの王子たちの心理描写が面白いですね。
ビョルンの頭の中に政治的なことや仕事のことなんてなくて、ただエルナを思い出したからだと思いますが、そんなことこの人たちには分からないですからね。
思い出したなら、ちゃんと明日のお昼にエルナのもとに帰るんだぞ!
誕生日、忘れてないだろうな?
・誕生日は明日なのに今日から狩りに行くと言われて凹むが明日一緒に祝えばいいと気を取り直すエルナ
・手紙が欲しいとビョルンにお願いするもはぐらかされる
・ビョルンは狩りの最中に小鹿が出てきても撃たなかった