
むりだよ。
120話のあらすじ
バフォードへ向かう馬車の中で、怒りが収まらないルイーゼ。グレディスは親友だと思っていたのに、まさかこんな秘密があったとは。しかもそれを知りながら、自分を欺いていた家族にまで、怒りが及びます。
ルイーゼも、その結果得た国益がどれほどのものなのか、わからないわけではありませんでした。だからこそ、教えてくれていたら、兄を苦しめるようなことはしなかったのにと思います。
ずっとエルナに謝りたいと思っていたルイーゼ。ずっと後悔しながらも、勇気を出して謝っておけばよかったと思い、レオニードと一緒にバフォードに向かっていたのです。
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120話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
リサ、大騒ぎ!!大変です、妃殿下!!
王室が攻め込んできました!って。攻めてきたってさー。
ルイーゼがきたら、そう思うのも無理はないですね。今までさんざん、エルナをいじめてきたのだから。
レオニード、わざとメガネしてないなんじゃない?エルナがビョルンを思い出すように。

顔だけはそっくりですからね。
で、レオニードが今回の件について、いろいろと説明するけれど、エルナはもちろん理解しています。
エルナが傷ついているのは、それだけじゃないからね、レオニード。
国家間の機密だったことについて、ガタガタ言ってるんじゃない。違うんだよ。
ルイーゼも、本心から謝っているけれど、もう今となってはどうでもいいだろうね。

謝罪というのは、本人が楽になるためにするものなんだよなと、ルイーゼを見て思います。
許さないよ。許せないよ。いくら謝っても。
どうか戻ってきて欲しいと、本気で言ってるの?この状況で、エルナに?
お兄様が帰りを待ち侘びているというなら、なぜ本人が来ない?
ビョルン、いつになったら自分から迎えに行くんだ?
ほんと、ダメな男。
エルナの誕生日を南の暖かいところで過ごそうとしているらしいんだけど、いやいや、まずは戻ってきてもらわないといけないじゃない。
なぜ戻ってくると思ってるのかな。
広い心で迎えられるとか、なぜいまだに上から目線なんだ。いい加減にしなさい。
ルイーゼがバフォードから戻ってきましたが……ビョルンの期待通りにはいかないと思うよ。
・レオニードとルイーゼがバフォードへ向かう
・ルイーゼは心からエルナに謝罪する
・ビョルンはまだエルナが戻ってくると思っている
→121話へ続きます。

