
だから早く会いに行けってば。
118話のあらすじ
家でひとり悶々としているよりはマシかと思いハーバー家のパーティーに参加したビョルン。しかし、何も知らない人たちからかけられる言葉は、想像以上にビョルンを苛立たせました。
レオニードもきており、両親が大公夫妻の心配をしていると伝えますが、ビョルンは静かに怒りをぶつけてその場を立ち去ります。その怒りが理不尽であることも、わかっていました。
忍耐力もそろそろ限界、帰ろうとした時に、女性の叫び声が聞こえます。
→「問題な王子様」のつづきはebookjapanで!
※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
118話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ああ、ここは、エルナがハインツに襲われそうになったところ?
そして、今回も奴が女性を襲っている?そんなことある?
今度はメイドを襲おうとしていました。
ビョルンがきたからことなきを得たけど、こいつはなんなの?
しかも、失せろとかお前には関係ないとか、王子様に無礼じゃない?
あっちから誘ってきたというハインツの言葉で、エルナを思い出すビョルン。そうそう、エルナが襲われた時も、向こうが誘ってきたんだって言ってましたね。
エルナがそんなことするはずないのにね。

しかしビョルンよ。ここで感傷に浸っている場合ではないぞ。
今さら、エルナはどれだけ非難されても、どんなことにも耐えてくれた、いつでも自分を待っていてくれたって、気がついたのか。
気がついただけマシなのかもしれないけど。
エルナだけは、いつまでも自分を待っていてくれるはずと、甘えていたんですよね。その優しさに甘えて、大事にしなかったから、こんなことになったんですよ。
自業自得、身から出た錆。
愛は永遠じゃない。お互いに与え合うもので、一方的に奪ってばかりじゃダメなんだよ。

エルナの心を折ったのは、あなたですからね。
いつまでうだうだ、一人語りをしているんだか。早く迎えに行けってば。
まあ、こうやって自分の行いを振り返る時間が必要なんでしょうけどね、ビョルンみたいな傲慢な人間には。
素直に謝っても許してはもらえないだろうし、エルナの離婚の意思は変わらないだろうけど、せめて謝れ。
ここでハインツをボコボコにしたからといって、気持ちが晴れるわけでもないだろうに。
しかも、フランツに反撃されてるし。大丈夫か、ビョルン。
・ビョルンはハーバー家のパーティーに参加するも、イライラはおさまらない
・いつでも自分を待ってくれていたエルナに想いを馳せる
・また女性を襲っていたハインツを見つけてボコボコにするビョルン
→119話へ続きます。

