
さすが乳母。ほんと、この人好きだわ。
116話のあらすじ
エルナがいなくなってから、ビョルンの機嫌は悪くなる一方でした。メイドたちも疲弊しています。
エルナが夜逃げしたことは、フィツ夫人が厳しくかん口令を敷いていたため、外には漏れていませんでした。療養のため、実家に滞在中ということになっていたのです。
そんな中、リサが大公邸のメイドをやめて、バーデンに行くと言い出しました。フィツ夫人は、気持ちが落ち着いたら戻ってくれると信じていたものの、その考えが甘いのではないかと思い始めていたため、リサに一つの任務を課して、エルナの元に送ります。
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116話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
やはりこの大公邸で信頼できるのは、フィツ夫人とリサだけだ。他のメイド、何?
いつ戻るか、賭けをしようとしてるんだよ!なんの反省もしてない。ほんとに腹立ちます。
ビョルンはビョルンで、1ヶ月も経ってるのに、まだ何が起きたのか把握できていない模様。
「愛していない夫」という言葉が受け入れられないのは、エルナを愛しているからだということが、まだ自覚できていないようです。
どうせしばらくバーデンに行かせようと思ってたし〜と強がっているけれど、自分から迎えに行く勇気はないんですね。

エルナが戻ってくると、まだ信じてるビョルン。
もう遅いよ。
自分が捨てられたのではなくて、実家に「滞在」してると思わないと、プライドを保てないのでしょうね。
迎えに行って断られたら、プライドが砕け散るから。
帰ってきて欲しいくせに、絶対自分の口からは言えないんだな。

そんなビョルンのことは、フィツ夫人がよくわかっている。育ての親ですものね。
リサをエルナの元に派遣して、定期的に手紙で様子を報告するように指示したと、ビョルンに伝えます。
エルナのことが気になっているくせに、自分からは聞けないビョルンのために。
「余計なことをしてくれましたね」というビョルンのセリフは、「ありがとう」と読み替えます。
これからのリサの活躍に期待。エルナの気持ちを立て直してあげて欲しい。
・エルナが夜逃げしてから1ヶ月経った
・ビョルンはずっと機嫌が悪く、メイドたちも疲弊している
・フィツ夫人はリサをバーデンに送る
→117話へ続きます。

