
心の中ってのは、言葉にしないとダメなんだよ、王子様。
108話のあらすじ
エルナが流産したと聞き、急いで駆けつけるビョルン。エルナは鎮静剤を投与されて眠っていました。
医師から経緯を聞き、回復すればまた妊娠はできると伝えられたビョルンは、エルナの冷たい手を握りしめて、エルナさえ無事ならそれでいいと思います。
ビョルンは、エルナの部屋にあった赤ちゃん用品を、全て片付けさせました。
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108話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ビョルンもショックを受けているけど、エルナが助かってよかった、エルナさえいればいいと思ってくれているのはせめてもの救い。
だから、その思いを言葉にして伝えてあげて欲しい。
エルナが目を覚ました時、目の前にはビョルンがいました。
これも、よかった。
一人で目を覚ましたら、辛さ倍増だったから。
でも、でも!!
こんな状況なのに、ビョルンに微笑んで見せようとするエルナが、つらすぎるよ。
たしかに、流産というのは特別なことではないし、今でもよくあること。
でも、お母さんにとっては、「よくあること」では片付けられないの!!
この先、何人の子供を産んだって、この時に失った子がかえってくるわけではないの!!
悲しみは、薄くなることはあっても、なくなることはない。
だから、こんな時ほど、夫が寄り添ってあげなきゃいけないのに。
もう、エルナ、目が死んでる……。
ビョルンがすべきことは、赤ちゃん用品を片付けさせることじゃなくて、徹底的に妻に寄り添うことだったのに。
もう、前回も今回も、辛すぎる。
今回のストーリーのまとめ
・ビョルンが駆けつけるとエルナは鎮静剤で眠っていた
・エルナさえ無事ならそれでいいと思うビョルン
・ビョルンは部屋にあった赤ちゃん用品をすべて片付けさせる
→109話へ続きます。


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