悪魔ヘスと天使ヘスが可愛い。
67話のあらすじ
そこまで望んでいないとはどういう意味かと聞くと、これまでのことは心から感謝している、体調も回復して普通に暮らせるようになった、だからこれからは自分を第一に考えてほしいとカエルスは言います。
カエルスは、ヘスティアが見返りを求めていたわけではないことはわかっています。しかし、今のヘスティアは愛のために自分自身を犠牲にしている、尋常ではない行動だと感じていました。
だから、これ以上私のために復讐などしなくていいというのですが…。
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あー、カエルスのいうこともわかるけど。
かつての自分を重ねて見てしまっているんですよね。愛するディアーナのために生きていた自分を。
そして、自滅した自分を。ヘスティアには、そうなってほしくないんです。
しかし、ヘスティアにとってはカエルスこそがこの世界で生きる理由。カエルスのためにと必死でやってきたことを否定されたような気持ちになってしまうのもわかる。
思わず、涙をこぼしてしまうヘスティア。
カエルスは、泣かせてしまった!と焦るけれど、ヘスティアの涙は止まらない。
わけもわからず小説の世界に入り、元に戻れなくなった。推しは死に、タイムリープもした。それでも生きてこれたのは、カエルスがいたからなのに。
あー、ヘスティアの気持ちを考えると、涙が出てきますよ…カエルスの言葉は、この世界でのヘスティアの人生を否定するようなものだから。
カエルスは言葉が足りなすぎるんだよーーー。
あんな奴らのことは忘れて、一緒に幸せになろうって言えばいいのに。
泣き疲れて眠ってしまったヘスティアを、ベッドのそばで見守るカエルス。
復讐を果たした後はどうなるのだ?と、眠るヘスティアのおでこにチュッ。
いやー、ここのシーン、素敵。
ヘスは眠っていてわからないだろうけど。カエルスはもう、ヘスのことを愛してる。
その時が来ても、そなたは私のそばにいてくれるのか?って、2年後が気になっているのだと思います。
2年経ったら終わる関係だと以前ヘスが言っていましたから。
さて、ヘスティアの夢?意識の中?
ひどい!と泣いているヘスティア。ここで生きる理由はカエルスしかないのに、復讐しなくていいならどうやって生きればいいのかと。
そこは大丈夫なんですけどね、カエルスはヘスを突き離したのではなくて、一緒に幸せになりたいだけだから。
いっそのこと死んだ方がマシ…と思った時、まだだめ、戻ってあなたがやるべきことをしなさいと声をかけてきたのは、1回目のヘス?
今回は必ず…といっているから、そうかも。
いつも出てくる悪魔ヘスと天使ヘスは、今のヘスの意識の中にいる善と悪だと思いますが、このヘスはきっと、タイムリープ前のヘスだと思います。
今回は無事にカエルスを助けたのだから、復讐を続けろってことでしょうか。
夢だったのか、ヘスは自分の部屋で目が覚めました。すると、目の前にカエルスがいて驚きます。
カエルスは、ヘスティアの気持ちを考えなかったと謝るためにヘスが起きるまで待っていたのです。
ヘスも冷静になって、今やっていることは私自身のためでもあるから、理解して信じて欲しいと伝えます。
この作品のいいところは、無駄にすれ違いを長引かせないところですね。和解が早い。
お腹を空かせているヘスに、一緒に食べようというカエルスの優しい表情がたまりません。
早く、愛してるって言ってほしいなあ。
と、丸くおさまったと思っていたのに。
「それが大きな勘違いとも知らずに…」という、最後の不穏な一行。
いや、もういい、普通に幸せな二人を見せてほしい。
これ以上、何が起きるのだろう。
勘違いって、何!?
・カエルスは、もう復讐はいいから自分自身のために生きてほしいと言う
・この世界で、カエルスこそが生きる理由なのにと腹を立てるヘスティア
・夢の中(?)で、やるべきことをしなさいと言われ、目覚めるヘスティア
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