カエルス、相変わらずの美しさよ。
59話のあらすじ
なんと、ディアーナからのお茶会の招待状は「明日の開催」でした。十分な準備時間を与えないという点に悪意しか感じられませんが、ヘスティアはクロリスとデキマを呼んで、ドレス選びを始めます。
ウロースも加わって準備を進めている中、なぜかカエルスも一緒にドレス選びをしていました。
カエルスは、気が進まないお茶会になぜヘスティアが参加しようとしているのか、その理由が気になっていました。
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まっすぐな思いというのは伝わるものです。だから、カエルスの中でヘスティアの存在がどんどん大きくなっていて、一方的に大事に思われるだけでなく、自分もヘスティアのことを大事にしたいと感じ始めているのだと思います。
だから、ヘスティアのことを嫌っているディアーナからの招待をなぜ受けるのか、目標のためなのか?と聞くカエルス。
その目標とは、結婚した時にヘスティアが言っていた、ヘリオスとディアーナがカエルスに謝ることというものですね。
しかしカエルスは、もう自分はあの二人に会っても何も感じないし、そもそも自●しようとしたのも自分の選択だから、あの二人に必死にならなくていいと言います。
でもヘスティアの想いは違う。
そもそもカエルスにそんな選択をさせたのはあの二人の過ち、だからあの二人に反省させ、カエルスの傷が少しでも癒えるなら、もう思い残すことはないというのでした。
その言葉に、ひっかかるカエルス。
ヘスティアが自分を大事に思っていることは確かで、その気持ちを疑っているわけではありません。
ただ、ときどき、この先自分がいなくなってしまうような発言をすることが気にかかっているのでしょう。
たしかに、タイムリープする前、たぶん命を失っているから、その後のことはヘスティア自身もわからないですもんね。
この世界でヘスティアが生きる意味は、カエルスの幸せ。自分と「一緒に」幸せになるなんて気持ちはないから、そういう発言になってしまう。
それを、聡明なカエルスはしっかりと感じ取っているということ。さすがだ、カエルス。
だからこそ、彼女が目的を達成したらどうなってしまうのか、その先が心配になってきたのでしょう。自分たちの関係はどうなるのか。
そのくらい、ヘスティアの存在が大きくなっているということだと思います。
さて、ドレスを試着して、これがいいかな?となったとき、首周りが寂しくないか?とカエルスが聞きました。では、ネックレスを合わせてみましょうとなり、クロリスがつけようとすると…
カエルスが、手で「自分に貸せ」と合図!!
そして自らつけてあげる!!
それに気づいて、真っ赤になるヘスティアと恥ずかしがるカエルス!
二人をニコニコしながら見る使用人たちのまなざしのなんと温かいことよ。
もうカエルスは、ヘスティアなしでは生きていけないはずです。
デキマが、大胆に肌を見せるのはどうか?と提案したら、カエルスが恐ろしい形相をしていましたからね。
早くカエルスがデレるところを見たい。
・ディアーナのお茶会は明日開催だった
・屋敷一丸となってヘスティアのドレス選び、カエルスも参加
・ヘスティアの目標が達成されたら、自分たちの関係がどうなるのか気になるカエルス