
だれか、こいつを川に浮かべてください。
41話のあらすじ
ことの顛末をアンから聞いたローラ。てっきりおばあさまとジェラルドが和解していると思っていたので、自分に5千ポンド相続させるためにおばあさまが演技をしていたことに驚きます。
おばあさまは、自分のわがままで、ローラをドロレス(ローラの母)の代わりにしてしまったと、後悔していました。これからは自分の好きなように生きなさいと言って、翌日息を引き取りました。
ローラを待っていたのは、叔父の鬼のような仕打ち。ジェラルドは弁護士や公証人を買収し、ローラを追い出す準備を整えていました。
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「ミス・ペンドルトンの恋」41話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
こんな優しい人から、あんな人でなしが生まれるんだな。
おばあさまが亡くなっただけでもローラにとってはショックなのに、そのうえ、一文無しで追い出そうとは。
いや、もっと人でなしなのは、葬儀の準備をさせないこと、葬儀に参列できないようにしようとしていることでしょうね。1時間以内に、荷物をまとめて出ていけと……

ひどすぎないか、いくらなんでも。
ローラはもともと、お金を相続できるとは思っていないから、万が一に備えて、家庭教師ができるように準備をしてきた。
だから、お金なんてどうでもいい。

ローラにとって大切なのは、自分を育ててくれたおばあさまを見送ることでしょう。
それすらさせようとしないこの叔父は、人じゃないですね。
トム・プライスが出資を断ったことも追い打ちをかけているんだろうけど、こいつら、早く没落してほしい。まあ、いずれそうなると思いますが。
これまでだって、お金の無駄遣い、杜撰な事業でボロボロになっているはず。遺産を受け継いだところで、それをまともに運用できるとは思えない。
遺産を当てにして、なんとかしのいできたんだろうけど、トムからの融資も受けられないし、もうあとがないでしょう。
イアンがジェラルドを没落させてくれたらいいな。
ローラ、気を強く持って、なんとか乗り切ってほしい。
・おばあさまは最後までローラのことを心配し、息を引き取る
・ジェラルドは1時間以内に出ていけとローラに告げる
・弁護士も公証人も、ジェラルドに買収されていた
→42話へ続きます。
