このマンガ、ほんとにおもしろすぎるんだけど。
7〜8話のあらすじ
ロヴェンの忠告を忘れて、大声で話しながら歩く配達員2人。襲い掛かろうとするケレスを止めるため、ディアリンは窓から飛び降ります。
飛び降りながら、部屋で呼笛を吹けばよかったのでは……と思いましたが、ときすでに遅し。しかし、抜群の反射神経で、ケレスが受け止めてくれました。
配達員を追い返し、ほっとしたのも束の間、今はケレスを落ち着かせないといけません。必死でなだめようとすると、ケレスは怒っているのではなく、不安にかられているだけなのではと気づくディアリンでした。
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7〜8話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ずっと生きるか死ぬかの瀬戸際で生きてきた人ですもんね。ただでさえ、感覚が敏感で生きづらいのに、危機を感じたらすぐに反応しないと死んでしまう、そんな生活をずっと続けてきたら、ちょっとしたことにも過敏に反応してしまうのは仕方ない。
そのことがわかったから、ディアリンはひとりの人間として接しようと思います。
ふかふかのベッドで横になることすら慣れていないケレスに、リラックスすることから教えていこうとするディアリン。
神聖力で治療をしながら、緊張もほぐしていきます。ほっとして、すやすや眠ってしまうケレス、かわいい。
こんな安らぐ時間を感じたこともなかったでしょうね。
ディアリンの助けを借りて、早く人間らしさを取り戻せたらいいなと思います。
さて、ケレスが寝ている間に「筋肉ムキムキ成人男性のためのおまんま」作りに挑戦するディアリン。
結局ケレスが起きてしまい、一緒に料理をすることになりました。材料に毒がないかケレスに確かめてもらってます。探知犬、ケレス。
そして、料理ができないディアリンにかわってみじん切りをするのですが、もはやペースト。料理なんてしたことないはずなのに……と思ったら、敵の死体処理でやってたって……。ケレスの闇が深すぎる。
この辺の描写、野菜視点とかすごく面白かった。ぜひマンガで見てください。
しかもケレスは、戦闘に必要ないからと、文字も教わっていなかった。本当に、戦うためだけに育てられたんですね。
ストーリーの本筋とどうか変わってくるかはわからないけど、子供になんて仕打ちをしたんだろう、8部隊を作った人って。その人の正体が気になります。
そして料理は大成功。この作業が楽しかったかどうかディアリンが聞くのですが、ケレスには「楽しい」って感覚がわからない。
続けたいか、もっとやりたいかと言葉を尽くして説明すると、「次もおれがやる」というケレス。楽しかったようですね。
・ケレスは怒っているのではなく不安なのだと気づくディアリン
・ケレスと一緒に料理、死体処理をしていたからみじん切りが上手なケレス
・ディアリンはケレスに楽しいという概念を教えたい
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