ケレスにはもうディアリンしか見えていないのです。
43〜44話のあらすじ
この雰囲気に流されたら自分があとで痛い目に遭う。しかし、ケレスを振り切る気もないくせに、もう自分を締め付けるのはやめようとディアリンは思いました。
ショールや靴など、ディアリンのために買ったものをすべて身に付け、もう一度祭りに繰り出したふたり。広場には楽士が来ていて、音楽を演奏しています。
みんな楽しそうに踊っていたので、ディアリンとケレスも踊ることにしました。すると、教えてもいないのに上手に踊るケレス。踊れないディアリンをリードできるほどの腕前です。これは幼い頃に学んだ経験がある、つまり貴族だったのではないかと思うディアリンでした。
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43〜44話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
しかし、貴族なのに奴隷みたいに特殊部隊に売られる?考えてもわからないけれど、ケレスは家族に会いたいと思ったことはないようです。
記憶を失っている上に、まともな環境ではなかったですからね……。
するとそのとき、広場で公開プロポーズが始まります。しかし結果は、見事玉砕。
結婚を前提に付き合っている人にするものなのに、自業自得だわと思うディアリン。ついでに、ケレスの疑問に答えるべく、結婚というものについて説明します。
結婚したらずっと一緒にいられると知り、目を輝かせるケレス。
ディアリンは、神官は結婚できないと説明しますが、ケレスは、「神と決闘して勝てばいいのか?」という始末。
ケレスは、本当にディアリンが大好きなんですね。
生計のために神官をしているなら、自分が稼いだら辞められるのかと、ケレスは結構本気です。
しかしケレスは未熟だから、自分に夢中なだけだと気を引き締めるディアリン。今の仕事に満足しているから辞める理由がないという説明に、ケレスはいったん納得したように見えましたが……。
愛とはなんだ?とケレスに聞かれて、うまく説明できないディアリン。ケレスは、ディアリンとのやりとりから、愛とは「状態異常」だと理解しました。
心臓がドキドキしたり、相手をずっと見ていたかったり。それなら自分はディアリンを愛しているのかもというケレス。
そうだと思う。未熟だから勘違いしているんじゃなくて、ケレスは大変な思いをしてきただけあって、本質を見抜く力があると思うんですよ。
だから、ディアリンのことを大事に思ってるのは間違いない。
ディアリンは、認めたくないだけですよね。
仮にケレスが自分を愛していたとしても、これから貴族になる身。神官である自分とは結ばれるはずないと思っているから。
その気持ちもわかるけど、もう少し素直になってみてもいいかも。
と思っていたら、なにやらきな臭い展開に。爆発?
家、燃えてるの?
・たくさんディアリンのものを買って満足そうなケレス
・結婚という制度を知り、どうしたらディアリンと結婚できるのか知りたいケレスに、神官と結婚はできないと説明するディアリン
・愛とは何か?と聞かれ、ディアリンはうまく説明できないが、ケレスなりに納得
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