「闇の世界で黒狼の女になります」30話・どうすれば地上に行けるの?

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1話が短い気がする。

30話のあらすじ

麗が子犬を抱き上げていると、沙鈴が一体何度目ですか!?と叱り、犬を引き取ります。実はこの子犬、淵絹様が麗の護衛を任せた、柊でした。

柊の守護霊は狼で、まだ幼いため、ときどき勝手に変身してしまうのだそうです。

麗はその話を聞いて、淵絹様が地上に行ったことを思い出します。守護霊がいれば地上に行けるのかと沙鈴に聞くも、そもそも地上に行ける方法があるならみんな行っていると言われてしまいます。

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30話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

それなら、地上から来た人に守護霊がつくことはあるのかと麗が質問すると、地上に戻りたいのかと沙鈴が心配します。

そりゃあ、帰りたいでしょうよ。

淵絹様がやさしかったとしても。ここは生まれ育った世界ではないのだから。

沙鈴は、今、麗にいなくなられたら困るから(?)かもしれないけど、地上から来た人ならだれだって、こんな日のささない地下世界で行きたいなんて思わないと思いますよ。

沙鈴は、麗がひとりで多くのことを抱え込んでいるように見えるから、些細なことでも相談してほしいというけれど、この状況で、誰かを信頼するのは難しいだろうなと。

まだ言えないのかなあ、ほんとのことは。

淵絹様も、麗も、お互いに本当のことを話せたら、もっと心の距離が縮まるのに。

さて皇宮では、煌昭が女性に琴を弾かせています。麗が弾いた、あの曲。

しかし再現ができず、女性はあっさり処刑されてしまいます。

煌昭、ほんとに頭おかしい……。

隣の婚約者も……煌昭が麗に執着していることはわかってる。

この女性の演奏に満足しないことも、この女性が斬られてしまうことも分かっていて、止めなかった。

この女の人も、なかなかですね。狂人夫婦。

今回のストーリーのまとめ

・麗のところにきた子犬は狼で、柊が守護霊の姿になったものだった

・麗がひとりで悩んでいると思った沙鈴は、ささいなことでも相談してほしいという

・煌昭は演奏者を呼んで「無題」を弾かせるも、違うと言って切ってしまう

→31話へ続きます。

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