淵絹様、ほんとに優しいんだよ。
24話のあらすじ
宴に出て、煌昭の前で琴を弾くなんて……と窓辺で思いにふけっていると、淵絹様がやってきました。手首の傷に、薬を塗りにきてくれたのです。
揉め事を起こしてしまって申し訳なかったと謝る麗に、煌昭と会ったのは二度目ですね?と確認する淵絹様。
話したくなさそうだったから聞かなかったけれど、こんなに傷ついた姿を見たら、黙っているわけにはいかないと言います。麗は、あの日のことを淵絹様に話しました。
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24話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
あの日、淵絹様の恋人だと言ったら、私をからかってきた。話をしなかったのは、もう会わないと思ったから。
まさか、邸宅の中にまで押しかけてくるとは思わなかったと自分で言いながら、煌昭の恐ろしさを知っているのに、どうしてあの日が最後だと思ったのだろうと麗は後悔していました。
煌昭を甘く見ていた。
演奏も断れず、結局、淵絹様を巻き込んでしまったと謝る麗でしたが、当然のことながら淵絹様は怒っていません。
何があっても守ると約束したから、もっと頼りにしてもいいんですよと笑顔!
いいわ〜、淵絹様。
しかも、頬を叩いてやったから!と麗がいうと、私も負けてられない、さっきの対応は甘すぎたから私が何発か叩いてくると言い出す!
麗は、演奏する条件として、もう淵絹宅に押しかけないこと、宴に行くのはこれが最後と言ったから、もう関わることはないと思っていますが、それは違うと淵絹様は注意します。
麗が思っているよりずっと危険でだから、彼のいうことを信じてはいけないと。
そこで麗は、煌昭が元夫に似ていると話します。
ああ、せっかく前世の話をすると思ったのに。
しなかった。
部屋に閉じ込められた時は何もできなかったけど、今はあの時とは違う、今度こそ立ち向かっている証拠だと笑顔で話す麗に、一緒に戦うという淵絹様。
まだふたりの気持ちが通じ合っているわけではないけれど、心の距離はだいぶ近づいてきている気がします。
しかし……宴で何か起きる気がしてならない。
こわい。
・淵絹様が麗の手首の傷に塗る薬を持ってきてくれた
・揉め事を起こしてすまないと謝る麗に、あなたを守ると約束したからと笑顔の淵絹様
・麗は宴が終わればもう煌昭に会うことはないと思っているが、それは甘いと淵絹様に注意される
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