
タモン、しっかり支えてあげてな。
82話のあらすじ
明日から七月祭が始まるというのに、ナターシャは出産したばかり。床に伏せっています。そばにいる愛人ロクソンに、薬の手配がどうなっているか、確認しました。
ロクソンから、皇帝がゲルティウム公爵の姉と結婚しようとしていると聞き、その裏切りを許せないナターシャは、とある薬草を皇帝の薬に混ぜるよう、ロクソンに指示していました。
七月祭の一番華やかな日に、子供を産む「計画」であることも確認し、ロクソンを下がらせます。
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82話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ナターシャがどうなろうと知ったこっちゃないけど、子供に罪はないから、この子はどこかで幸せに暮らしてほしいなと思います。
無理か。罪人の子になるんだし。
ナターシャは……皇帝を毒殺しようとしているのかな。でも、「薬」といっているので、毒とは限らないかな。
アーシャ様がすっきりするように復讐してほしいから、ナターシャにあっさりやられたら困るんだわ。

潰し合いしてくれるのはいいけど、ふたりともアーシャ様にやられてほしい。
さて、アーシャ様もタナトス入りしました。
住んでいた邸宅に寄りたいというと、なぜか歯切れの悪いタモン。
後にしたらとか、宿屋に寄らないかとか、アーシャを行かせたくないみたい。
それに気づいたアーシャ様は、タモンに一緒に行こうといいます。なぜこんなことを言うのか、直接確かめにいくと。
アーシャ様に言われたら、断れないタモン。

なんだ、なんだ?
邸宅の近くで馬を降り、夕暮れ時にこの道を歩くのが好きだったと笑顔で話すアーシャ様をみて、絶望して悲しむだろうに……と思うタモン。
アーシャ様の実家は、めちゃくちゃに破壊されていました。
泣き崩れるアーシャ様。
どうしてここまでするのかって憤っているけど、ギロティだからね。
アーシャ様の周りの人をみんな●して、アーシャ様のことも拷問して雪山に捨てた男だよ。
家を破壊するくらい、どうってことないでしょうね。
こんなときに、タモンがいてくれたのがせめてもの救い。アーシャ様ひとりだったら、耐えるのが大変だったと思います。
でも大丈夫、タモンやアンナ、プルムヘリオ侯爵など、優秀な人たちがアーシャ様を支えてくれている。これで、心置きなく復讐できます。
・いよいよ明日から七月祭
・ナターシャは愛人に頼み、皇帝に何やら薬を飲ませようとしている
・アーシャは実家のの邸宅が破壊されていることを知り絶望感に打ちひしがれる
→83話へ続きます。


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