「皇后をさらった彼は」55話・仲直り

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なんだかんだいって、仲の良いきょうだい。

55話のあらすじ

カシオンを前にして、不機嫌なタモン。帰るんじゃなかったのかと聞かれ、カシオンは今日の夕方に帰ると言います。

カシオンは槍術(そうじゅつ)を習っているらしく、ホルヘが才能があると言っていたと伝えるアーシャ。カシオンが、体調が良くなったおかげだと言うので、それは良い薬をもらったからだろうと言いながら、アーシャはカシオンにプレゼントを渡します。それは高級な訓練用の手袋でした。

ただし受け取るには、条件があると言います。

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55話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

タモンだけでなく、カシオンにも条件をつけたんですね。1つ目の条件は、「自分のものになるはずだった」と言う言葉を使わないこと、2つ目はタモンに薬をくれたお礼を伝えることでした。

タモンには、プレゼントが欲しければ、嫌な返事や無視をせず、カシオンのお礼を素直うに受け取ることと伝えます。

こんなおせっかいをするような性格ではないと思っていたとタモンに言われたアーシャ、自分はもう兄に直接お礼も謝罪もできないから、自己満足でやっているのだと答えます。

管理人
管理人

もともとこういう人だと思いますよ。ふだんは、わからないようにおせっかいをしているだけで。やさしいから。

でもそのおせっかいのおかげで、カシオンはタモンに感謝を伝えることができました。泣きながら謝って、嫌いにならないでほしいと。

兄さんありがとうと言いながら、走り去るカシオン。仲直りできてよかった。

こういうのって、タイミングを逃すと修復不可能になってしまうから、アーシャ様が仲立ちしてくれてよかった。

きょうだいだから仲良くってことではなくて、本当はお互いのことが好きなのにすれちがっていると思ったから、きちんと思いを伝える場を作ろうと思ったのでしょう。

約束を守ってくれたから、タモンにもプレゼントを渡します。そのプレゼントとは、懐中時計!

管理人
管理人

すごーく嬉しそうなタモンがかわいい。

天下の大将軍がね〜。アーシャ様の前では子犬のようです。

これは奪い取らないでとか、君からは色々奪われた気分だとか、それは自分の心を奪われたって意味ですか?タモン。

最後に出てきたおじさんがすごく気になる。嵐の予感。

今回のストーリーのまとめ

・カシオンにもプレゼントを用意していたが、条件をつけるアーシャ

・カシオンはタモンに感謝を伝え、タモンもそれを受け入れて仲直り

・タモンへのプレゼントは懐中時計

56話へ続きます。

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