タモンの愛が深い。
50話のあらすじ
悪夢にうなされ、涙を流すアーシャ。自分の大切な人たちが殺されていくのに何もできなかった。私には何も残ってないとギロティへの恨みを募らせます。
無意識のうちに自分の腕を掴んで傷つけてしまっていたので、タモンが必死で止め、しっかりと抱きしめました。
そして、何があっても君を守る、最後まで君のそばにいると言うのでした。
→「皇后をさらった彼は」はe-bookjapanでも読める!50話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
俺が君の剣になる。たとえ折れても爪となり君を守る。獣になってでも君のいく道を切り開く。
なんでもするから泣かないでというタモンの愛の深さよ。
初めて覚える無力感。愛が深いからこそ、涙が止まらないアーシャ様を見ていることが辛かったのですね。
大丈夫。こんなにも愛されていて、しかもアーシャ様は聡明な方ですから、きっとギロティに復讐して無念に散っていった人たちの仇を打てるはずです。
目覚めたアーシャ様のもとに、アスラルがリレッジという花の鉢植えを持ってきました。悪夢を追い払うといわれている花で、タモンが用意させたのだそうです。
こういうとこ。タモンの素敵なとこ。
アスラルはタモンのことを、粗雑そうに見えてもとても繊細な人だと言い、外の人は知らないが自分たちだけがわかっていればそれでいいと言います。
使用人たちからも愛されているタモン。
今日は王宮に行く日だからと、双子が支度を手伝いにやってきました。アーシャの腕の怪我を見て驚きますが、アーシャはその怪我で昨日のことが夢ではなかったのだとさとります。
タモンに抱きしめられたことも含めて、夢だと思っていたから。
アーシャ様、安心してください。タモンがきっとあなたを守ってくれるから。
さて、アンナは父が隠れているというマクループ伯爵の城へ来ていました。アンナはアーシャ様の侍女だった人で、23話で崖から飛び降りようとしていた人。
アーシャ様からの手紙を受け取って、生きる気力を取り戻したのでした。
あの時何を依頼されたのか。父のロットレイン子爵に切実なお願いがあると言います。
・悪夢を見てうなされ涙を流すアーシャ様を抱きしめて、君を守るからというタモン
・タモンに抱きしめられたことは夢じゃなかったとほっとするアーシャ
・アンナは父が隠れている城にやってきた